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宙組初日(東京)行って来ました。
たまたま公式サイトで初日チケットがあり、昼の公演のため行って来れました。


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宙はモンテクリスト伯、沙央さんは「1789」以来、美穂さんはロミオ・ジュリエット(月組)以来かもしれません。真風さんはおそらく、めぐりあい2nd以来です。

シェイクスピアがストラスフォード・エイボンにいるときから劇を書きはじめ、のちの妻になるアン・ハサウェイとであう(シェイクスピアにとってアンは言葉と文芸のミューズということらしく、真風さん演じるところのジョージ・ケアリーが劇団を作る後ろ盾になり...劇団の役者として沙央さんが出たりし創作過程の間に代表的な演目、「マクベス」「ロミオ・ジュリエッタ」「冬物語」「ジュリアスシーザー」などが朝夏さんが執筆している合間にどんどん劇中劇が展開しますので、これは高校生や一貫校生なども時間があったら見たらいいような。実際、3月は身内と初めて宝塚自体を観る人文化研究の人と観劇通の身内でいくので、まずは私が予習的に..と思っていってきました。
結論からいうと良作です。
インタビューでは、生田先生が「シェイクスピア没後400年メモリアル」というサブタイは自分はつけていなくて....とちょっと気になさっている様子のコメントしてましたが、いい作品になっていたと思います。もう少し、多く組生が出ている場面が多くてもよかったかなとも。舞台のつくりかたも美しいです。
5月祭のあたりは、おそらく、「リーズの結婚」「ラ・フィーユ・マルガルデ」のリボンの踊りのあたりが挿入されていたのではないかと思います。リボンを直す係りをちょっと観察してしまいました、がんばれーと(この演目発表会でやったことがあるのですよ...なので余計)
春らしい演目なので東京ではおすすめです。ストーリーもかなりシンプルだと思います。



今回舞台装置転換も凝ってますが、まずは初日でもあるので演者さんのよかったところを・・・・
真風さんと伶美うららさんが並んだところがとてもいいです、ショーでもお芝居でも。玲美さん、私はもともと好きな方なんですが、「ロバート キャパ」のゲルダ タローは名演でしたし、銀英のユリアンもあってました。今回のベスはかなり印象に残るし真風さんとも合うんですよね。王家のナウオンのときも思いましたが。やっぱり真ん中が合います、真風さん(ゆりかさん)とはぴったりな気がしますけれども。

朝夏さんは安定して真ん中でも進行役でもできるオールラウンダー。
それからひさびさに宙組みて、澄輝さやとさん(あっきー)、蒼羽りくさん、桜木みなとさんは目立ちます。愛月さんはむしろ、逆転裁判のときのあたりのほうが貫録があったような。
寿さんこと、すっしーさんが、往年の越乃リュウさん並に出番がかなりあって驚きました;そこはもう少し組の下級生か中堅にゆずってあげても・・・みさきりおんさんは、昔、遠野さんや蒼乃さんがやったような強い系の役のほうがしっくりきそうです。

舞台転換が工夫されていてあきません。
たぶん、中日などはかなりアドリブがはいってくるのではないでしょうか?
朝夏まあさま、原稿書くのとてもはやい! インクつけてません・・・
アンからの手紙に気づいたあたりの演技がよい。しかも何通も、、


やはり美穂さんはさすがです。エリザベス1世は、映画エリザベス・ゴールデンエイジのままというくらい。声量のいいし。ゴールデンエイジの場がロック風で、西野先生の指揮がまたのってます。
これは、美しき生涯の大阪城ロックにどこか通じるものか。あそこはもうすこし客席が意図にきづいて楽しまないと!!

それから時代衣装が反映されているのと、背景画がロンドン、ストラスフォードエイボンなど凝ってると思いました。今回とても舞台の奥行全部使ってますね。後ろの広がりがすごい。舞台装置も場面によって組み替えていて、盆がまわる演出も効果的でした。東京でやっているうちに、ぜひ観たらいいと思います。

ショーで帽子のあつかい、つばの部分をもつ指先の繊細さ、スタイリッシュさは、ぜひ宙生はまあくん(すいません、昔からそう呼んでいた;)のハットさばき、手つき指先をみて研究したらいいと思います。全然違うんです。
花組 宝塚伝統のスタイルがしみ込んでます。でも花組だからというわけでなく、所作としてきれいだとおもうので。宝塚ならでは。

こまさん(沙央くらま)の銀橋ソロもよかった。まあ君(朝夏まなと)のコンテンポラリーもまあまあ、いやまぁ君ならうまさは分かっているので、パの細かさ、シェヌのきれいさ、いうことないのですが、ジャンプの対空時間や、あとは衣装がもっとシンプルなのが、振り付けにはあうのかな、その辺は劇団サイドでかわる?あと、まあさまは、踊れるのに顔のつけかたがまだ、正面にいきがち。

そんなわけでこれはオペラなしのがよさがわかります。
真風さん、朝夏さんがからむシーン、あまりにも予想通りで!!まあ様が藤井大介先生の化身となってゆりかさん(真風さん)にからみにいってるのではないかとおもうこと数回(喜んでます、私は)。これDVDでみたいです。
それどころか、真風さん、うららちゃん、こまさん、美穂さん、要するにこのショーは台湾でもうけるのではないかと?

ドンカルロスのときの衣装つかいまわしだったらどうしようと思っていましたが、真風さんの緑の宮邸服はとてもよかったです。美穂さんのエリザベス一世はすごい。

ル・サンクを買いそびれたので、次回3月に観に行くときまでにはもう一度並びとかチェックしたいと思います。

ショーは中村暁ショーか?!と思うくらいかなり序盤に客席おりてます。
二回席は最終的には舞台前列にスターさんたちが並ぶし、舞台上のかたを見たりしていられます。
私は多分3月は1階でみます、と思ったら配送されてきたS席2階でした。。でも機会があれば2階でもう一度観たいような?
照明や舞台転換もあるしライトなファンや初宝塚のかたにもオススメできるかな。

ただずっと月組みてると娘役さんのダンスや並びは物足りない。あと強いていうならコーラスが多分宙組はやや軽いというか音域がメゾあたりが強く感じる。

公演デザートをと思いましたが、おなかが空いてなかったのでサングリア(最近の定番..)を。

スカイステージの広報のかたと、初日なのでロビーに報道カメラはいってました。
来週月曜に初日映像が流れる(CSと公式youtube)のではないかと。




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まずは簡単なコメントのみ。
Twitterにも書きましたが、舞台美術もとても凝っていました。
あてものが、上下とも、活版印刷本のシェイクスピア作品風のとびらデザイン、冬ものがたリ、マクベス、ジュリアス・シーザーなどなど。

こまさんことリチャードとシェイクスピアが合流する場所がたぶん、パブなのでしょうが、やはり階級を超えた集まり談義の場があったからこその英国文化なのだな、と心のかたすみでまなんだことを思い出してました。


それから、羽山さん振り付けの部分は、ザ・朝夏さん(ブリどり参照)という感じでした。
お芝居は遊べる余白も少しずつあるので、きっと公演中はちょこちょことアドリブなどがあるでしょう!

思い出したらまた書きます。キャトルで美弥さんの舞台写真を購入....次は宙スチールもみなくては。


http://youtu.be/u6JPKsSexVw
公式の大劇映像
東京初日ロングもお待ちしてます、
CSでニュースチェックしたら朝夏大先生←だいもん風 がオレンジのストールで真風ゆりかさんとからむシーンは流れなかった!でも次回見るとき楽しみにしてます。

エリザベス一世からケアリーへ。

才能を見つけるのもまた才能、
本当にこれはよい台詞。


朝夏さんは、長い春の果てに のときから注目するようになりました。キルヒアイスも合ってるのでどこかの段階でもう一度キルヒアイスをやってほしい。ついでに長き春の果てに で蘭さん蘭ちゃんがいいなあと思い、えりたんの芝居も凄く、だいもん 望海さんの役 芝居もすきです、たまに見たくなる!
だいもんは銀ちゃん、美弥ちゃんは長き春の果てに が合いそうと勝手に思っています。カナリアみると扇めぐむさんとまあ君は同じ立場なのに、そして扇めぐむさん、蓮水ゆうやさんがやめてしまわれてなんだか88期は辛いなあと思ってしまうのはありますよ。大河凛さんすきだったからやたら芹香さんもあー、と思いますし、鳳樹いちさんいたらもっと中堅が厚かったでしょうし、もうきりがないですが、退団する前にいろいろ受け継がないと枯渇が激しくなりそうで。貴重な人材が!と思いますね。。

真風さん、紅さゆみさん、柚香光さん。
これ月雪と交互なんですよね、おそらく。 

蓮水ゆうやさん ちーちゃんばかり見てしまう。

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