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近畿地方の旅!(京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県) に参加中!

2015-12-11-15-13-58

願徳寺。となりの花のお寺。
長岡京から、かぐや姫伝説、竹取物語の地である竹林となだらかな山道を進むと、願徳寺があります。ルネサンス文化史の石坂先生におすすめいただき、国宝の半跏菩薩像を観に行きました。
東博の展示などにも出ることがある仏像です。しかしこのもともとの安置場所である願徳寺で見ることができ、本当に良かったです。いや見るといいますか、素晴らしい保存状態、平安期のもっとも技巧と調和のとれたかやの一木造り、長岡京から京都の河川とまちを見降ろす場所でずっと人々から大切にされてきたもの、それを感じしばしお堂のなかで正座して拝見しました。
脇に薬師如来立像がありそちらは重要文化財指定ですがこれも素晴らしい。

菩薩半跏像は中宮寺のものも素晴らしいですが、こちらで拝見できたことは本当に特別な体験でした。
私が見に行ける日にお寺にあるか、つまり国宝仏なので外部に貸し出してないか、お電話して聞いてくださったとのこと。この場でも先生には深く感謝します。

京都、山崎から長岡京の高台にのぼり、空や川をみてなだらかな山や雲のたなびきをみると、長い時間、苦楽の全て、美しきものもそうでなかったであろう出来事も土地は記憶しているのだと感じます。一木造りは寄せ来ではないので、一本の樹木から掘り出されます。衣紋の繊細さは特筆に値します。ベルニーニの彫刻を見た方にはよくわかるのではないかと。
仏師たち、また保護保存してきたことにも感慨が深くなります。

静かな時間のなかで、特別な経験ができました。

後ほど朱印帳ものせようかと。