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台中から高雄に向かう道中、台南に立ち寄りました。

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まったく予習していなかったのですが、台南はポルトガル支配時代の砦の石垣の上に、中華様式の建築があり、中には日本でいうところの菅原道真公のような(学問の神扱い)お参り所があります。
現在も台湾の国家試験の祈願には日本に似てこうしたお参りが多いということです。

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こういう場所にくると自分が史学好きなのだなと感じます。
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セメントの代用に、貝殻を焼いたものを石灰のかわりとし、もち米と砂糖を媒介に煉瓦をつんだそうです。
よくみると貝殻が見えます。
ガイドの李さん(金品旅行)に感謝です。本当にこの旅はガイドさんに恵まれました。

庭には錦鯉がたくさん...
私が幼いころ、実家にも母の実家にも錦鯉がたくさんいたので、懐かしい。
小ぶりで色のきれいな錦鯉がたくさん・・・・ほんとうにたくさんいきいきと泳いでいました。

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ここはもう一度ゆっくりとまわってみたいところです。
台北から台南まで(新幹線で?】移動して、台南を観光したら台中ですこしゆっくり宿泊するとか。

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中華様式になる以前の建造物の模型。

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紹興酒の産地プーリー周辺で食べた料理。

たけこのこが台湾は美味しいです。
ビーフンも。このお店では産地だけあり、10年もの紹興酒がグラスでたのむことができました。

(しかし改善されるべきはこうしたツーリスト向きのお茶が美味しくないこと....)

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紫禁城から移動した石碑(7つ?)すみません、後でメモを見直して書き直します9枚だったかも。
中には現在では読めない文字碑も。ガイドさんいわく、満州語だそうです。

亀の像は、インターコンチネンタルバリのガーデンプールを彷彿とされる・・・

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庭園としても見事です。
Taiwanならではの植物、ここやし、しょうのうなどたくさんの特徴的樹木があり、美しく整備されています。
ここは2時間半くらいいてもよかった。
庭園にはパパイヤミルクなおどのスタンドもあります、(買えばよかった!)

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アジア木造建築特有の、釘を使わない建築。
ここでは屋根の構造が特徴があります。
観察すべきところがたくさんある。








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科挙制度の実際の受験生が使った教科書と答案がこちらにあります。

登竜門の意味
「滝を昇る鯉は竜になる」

平凡な人が何かをなすべきなら、試験を通過すべき。そのために勉学に励むべし。
そうした人は鯉であっても竜となろう。

科挙制度のあれこれについてはここでは申し上げません。
しかし、これは日本意外のアジアに通じる一般的な意識なのでは。
科挙のテキストは、本当に文字が小さくびっしりと活字が並んでいました。
正直、赤本とか、中受験がとかいうレベルではありません。とうぜん日本の教科書も。

私は日本の高等教育から大学の教育に対して疑問があります。
シンガポール、アジアの大学の教育が評価され、日本の最高学府では見当違いな文学部不要論などが(かれれが文学部とは何かが答えらえるのか)唱えられている時代。
長い時間とこれからの時間、私たちの後継の世代が、私たちの前を生きる人たちの判断違いにより、よりアジアの大学にも劣り、なおかつ、優秀な学生が他国へいく時代がもうすぐくるとは思いますが、
私は、まだ修正可能だと思いたいです。

自分探しや自分がやりたいこと、は「なすべきこと」の後にくるものであるということ。

いろいろ思いながら、美しい庭園、何度も主をかえたこの台湾の砦。

いろいろ思うことがありました。
台南に寄れたことは、私のなかでは、史学的、見分的な旅行として短い時間でしたが、
みることも考えることも多かったです。

もう一度いつか行ってみたい場所です。

それまでに、自分の薄すぎる東洋史日本史の中間を補えれればよいと思っています。

これ以前の日月譚、高雄はまた別記事で。

まだまだ続きます。綴り方が下手ですみません。

ダンスオブヴァンパイアの感想も書いておかねば!
そして、昨日「イコール」DVD到着しました。
書くことをため込んでおります。


時制や記述が前後しますが、しばらく御寛恕くださいませ。
2日ほど留守にしましたので、華道の写真もまだですね。