月組トップ龍真咲さんのコンサート、Dragon Night!(文京シビックホール)行ってきました。


クリスタル〜の時も思いましたが、照明デザインや映像の使い方がうまいですね、衣裳もきれいでした。このコンサートは3部構成で、Act1が旅するドラゴン(龍)、2部は真実、日替わりトークあり、3部宝塚のミュージカルやラテンショーのナンバーを中心に・・・といったダンスと音楽に満ちたステージでした。見ごたえがあった...
 
龍さんの歌唱は上手くなっていて、それは1789のときにも思ったのですが、あれだけ歌っているのにトークもはさみ、ダンスも多くすごいです。客席おりもたくさんあります!!1階席でよかった...
Act1の幕開きの部分から旅の場面がいいです。ロシア。美弥るりかさん、はなやか。ロシアの歌姫の歌もきれいでした。このコンサート、多くのソロシーンがあり、龍さんのコンサートですが月組の方の実力がみられてその点もすばらしいです。イタリアのシーンでは黒い衣装のコンテンポラリーっぽいダンスが良かった。千海華蘭さん。魅せられるダンスですし躍っているときの表情がよいのです。イタリアのシーンのヴェネツィアの背景モニターも美しかったです。そして月組男役の伝統芸ともいえるハットのダンス!久々に堪能しました...ミスティステーションでもあのハットを被ったエージェントの場面が好きでして...DVDになったらリピート必至です。
続いてNYのシーンで、場面ががらっと変わって美弥るりかさんの「女々しくて」この曲は私は龍さんのカヴァーで初めて聞いたのですが(J-POPにうとい...)それを美弥さんが歌われるのも嬉しいし、いいですねー!
このあたりでもはやずっと見続けてしまい、萌花ゆりあさん、早乙女わかばさんの踊りなども観ていました。美しい。それからAct1では蒼真せれんさん、輝生かなでさんのダンスに目がいきました。貴澄隼人さんも相変わらず上手いです...マハラジャの場面は一瞬シェヘラザードかな、と思ったのですが、インドだから違いますね;
ロシアはそういえば、オディールのGPDDのところの曲をアップテンポにアレンジしたものでした。Act1はとにかく龍さんの歌と生演奏の響き、リズムと見どころの多いダンスの多さ、現代的なアレンジの場面と衣装と照明で見ごたえありました。客席おりはとなりの通路側に美弥るりかさんが来てくれていたのと(けっこう後ろまで!)夏月都さんが近くにきてくれて、タッチできましたー嬉しい。夏月都さんといえば、STADIO54での演技が好きです。(笑)あの演目はおもしろいのでぜひいつかまたCSで放送してほしいです。(珠城さんの警察官も好きです)NYのシーンがあっていたように、是非に月組ではああいう現代的なドラマやミュージカルもやってほしいです。それにしても、繰り返しになりますが、ソロもコーラスも上手くて、19人でもこんなに上手いのだから、1789が見ごたえがあったはずだよね、と思いました。納得です。このタイミングでこの公演・コンサートをしてくれることが嬉しい。
ロシアのシーン、美弥さんは白いスターブーツを履いていて似合ってました。真咲さんは編み上げのブーツを場面ごとに履かれてました。
イタリア、Veneziaの場面でゴンドラと一緒に出てくるところが綺麗でしたね....Veneziaの夜の雰囲気があった。
ヴェネツィアは、海路でマルコポーロ空港から船で本島にいくときすごくいいのですよね。
なんとも合ってました。
思い出すと、インド・マハラジャの場面での手枷をされて踊るシーンのあと、手枷を外す娘役さんたちの外したロープを投げるシーンがかっこいい。

ACT2 竜宮城。巷で噂の亀さんになる真咲さん、他の追随を許さない真なるトップスターという感じです!
千秋楽ということで日替わり浦島さん(ゲスト)トーク、楓ゆきさん、桜奈あいさん、麗泉里さんが手作りの「千秋楽タスキ」を亀なる真咲さんにプレゼント。オーロララメ色(そして緑)な亀の衣装に似合うデザインです。
歌はなぜかの、うる星やつらの(私とても現役で観ていたような世代ではないのですよ、私の時代はせいぜい中学くらいでめぞん一刻とかでした/あまり変わらない;)ラムちゃんの歌。真咲さん「羊かと思ったわ;」(たしかに...)それで龍さんをとりあうという趣向。綺麗な白い御衣裳なのに、ラムちゃん;でもなぜかシュチュエーション的に合うという。そしてタスキがおちてきてしまうので最終的には、タスキを(マイクをもっているので片手しか使えない)器用にはずし、サロンあるいはロナン/オスカルのように腰にまこうとする真咲さん。でもこれもほどけてきてしまって・・・「ごめん、タスキが最終的には腹巻のようになってしまったわ。でもこれはこれからの千秋楽でも使っていきたいと思います!」とのコメント。腹巻....私にはオスカルなどのフランスもののリボンベルトにしかみえませんでしたが、自らツッコミをいれるすばらしき龍さんコメント。この素の真咲さんが好きなんですよね!
大波のSEで時間が告げられ次の場に!いやいいコーナーでした。この場面のバックの背景画面もきれいでした。ACT2ではあてもの(?)ようするに袖の部分の仮柱にDragon Night!と照明モニターで飾られているのですが、色が白に変わりました。照明と音響がよくて、コンサートショウという感じです。


Act2は、今まで多くのミュージカルをやってきたけれどまだやっていないナンバーをうたう+ラテン。
千秋楽だから月組恒例(?)カラーアフロウィッグで藤井大介先生ショウという感じの衣装と曲にチェンジ。
アパショナードも歌われました。今の月組でアパショナードThreeをやってみても・・・(笑)
次々と変わる楽曲に客席おりとオペラグラスで観たり、舞台全体をみたり、会場を照らすミラーボールの照明と真咲さんの歌に聞き入ったり、美弥ちゃんの歌と踊りに魅入ったり...美弥さん、1789の千秋楽映像でも声の出し方がすごくおおらかに滑らかかつ深みもあって上手くなったなあと感心していましたが、今日は更にそう思いました。直に聴けてよかったです。大迫力でした。先に書いたように、ダンスではそれぞれの方の踊りもみたくなるし、本当に目が足りない!
大千秋楽の映像をいまから楽しみにしつつ、DVD発売を愉しみにしています。
振り付けの先生がたくさんいらっしゃって、みなさん上手いのでプログラムも購入。東京版は梅芸版の写真も追加されていました。
雪でノヴァボサができそうと書きましたが龍さんも凄そう。美弥さんが経験者ですね!龍さんは昭和な感じをさらに現代的にすると魅力が引き立つ感じです。fantasiaな感じが似合います、超越的なのでパックも素晴らしかったけどロナンも素晴らしい。月は実力十分なのでまた新しいもの、作品をクリエイトしてほしいし、今の月組だから可能な再演も見たくなります。やはり新しいものをたくさんやって行ってほしいです。組本も買わねば。


思い出したらまた追記します+写真も追加します。観るのに忙しく聞き入ったり、ダンスのうまさに見入ったりしていたのでトークや場面の順序など違う部分がありましたらすみません!このBlog星はひとつ単位でつけられるのですが、限りなく5つに近い✴︎4.7位です。また観たくなるという意味で、そして良かったのであと10分あってもーというなごりおしさ、という意味で!ロミオとジュリエットの大劇場も見に行きましたし、東京は初日から観ているので実に感慨深い。わたしより長いファンのかたはさらにそうでしょう。観に行けて良かったです。





ステージを観たあと、マイグラスをもってきていたので、同伴者と六本木ベルギ―ビールウィークエンドに行き、横浜梅蘭さんで名物の焼きそばと翡翠餃子、凍頂烏龍者を頂きました。風邪気味なので、その都度薬を飲み、早めに帰宅。





文京シビックホール、マリインスキーバレエの2015公演、ジュエルズと愛の伝説の会場だと思いますが、本当によいホールでした。客席も多くて広々としたホールで1800席かな。広いです。朝余裕をもって家を出まして、早めについたのでCafeでモーニングを頂きましたが、立ち見の当日券で50-100人くらい並んでいたと思います。




 

後楽園前。小石川後楽園にも行きたかったくらいのいいお天気でした。
春日通り。