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東京メトロ(上野駅)通路内にボッティチェリ展の告知が!
思わず写真をとってしまいました。東京バレエ公演の帰りにて。
午前中〜昼は明治座『滝口炎上』の制作会見へ行ったという一日の終わりに。

サンドロ・ボッティチェリ<受胎告知> 1481年 ウフィツィ美術館 (Firenze)
フレスコの天使部分、マリア部分。

ボッティチェリ(画家の愛称・通り名で"樽"という意味)のこの受胎告知の天使は受胎告知のモチーフの中でも、「飛び込み型」といわれるものです。この天使は特に印象にのこるビジョンだが、こうしてアップになると遠近法の完成、トスカーナの風景、室内装飾部分などが精緻に、大胆に描かれていると嘆息する。

サブタイトルは銀行家たちとボッティチェリということで、有力市民たち(メディチ家ほか)のパトロネージといったところでしょう。事実彼らがなぜ古代古典期に向かったかというのは、当時は善とはみなされなかった資産をいかに解釈すべきかというところとかかわりがある。

ボッティチェリの晩年、ロレンツォ死後の芸術家たち(当時はまだ芸術家としては扱われていなかった)はそれぞれに悲惨な環境に陥ったのだが、フィレンツェの街は地図をみても当時のおもかげのままの部分が多く、そこをあるくことで正に画家や制作者たちはそこに生きていると感じる。


ボッティチェリやフィリッポ・リッピとそれ以前の絵画芸術がどこが違うか、それは煉獄概念だろう。
古代憧憬もまた一つではなかった。それは様々なかたちで残されている。
ルネサンスの多層さ、これは私の研究テーマなのだが、そういった意味でもウフィツィの特別な場所に展示してあるこのフレスコが来日する機会は貴重なものだ。


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東京文化会館の目の前、西美には、グエルチーノ展の予告サインが出ましたね!


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GUCCI からクルーズラインのカタログが。眺めているだけでも楽しい。
古典的なほうのフローラ柄(昨年が日本上陸50周年)がすきなのですが、また春らしい色だな、と。


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伊賀のくみひも。草木染。柄の出方が綺麗です。抹茶色のほうは三分紐です。
(和の色彩の色が適切に覚えられてなくて申し訳ない...和彩事典などでちゃんとみたほうがいいですね)

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赤羽橋から東京タワー方面。


Livedoor

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