日英対話シリーズ
<日英における大学改革とイノベーション>
第二回「研究力向上に国際連携は有効か?」

各国において大学の国際的な活動が多様に行われ、学生や教員の国際的流動性も高まる中、教育や研究における国際競争力の向上が今の大学経営にとって最大の考慮点であるとも言われています。国際的な競争力向上を目的とするこれらの動きはまた、国際的な交流なしには成り立たないことは言うまでもなく、大学によってさまざまな活動が二国間のあるいは多国間で行われてきています。しかし、これらの国際的な大学連携は、大学の研究力向上に有効に機能しているのでしょうか?
本シンポジウムでは、この疑問を踏まえ、「大学の研究活動における国際連携とは?」を主テーマに、その価値、さらにはその価値発現のしくみを改めて考える場として開催いたします。


スピーカーには、国際間に広がる研究連携活動を“The Fourth Age of Research”として捉えているスティーブ・スミス氏(エクセター大学、学長)とジョナサン・アダムズ氏(デジタル・サイエンス社、チーフサイエンティスト)を英国から迎えるとともに、さらに京都大学の武藤誠太郎氏(学術研究支援室副室長)を招聘しております。このスピーカーの方々の講演とパネルディスカッションとを組み合わせることで、国際連携と研究の質および内容に関する話題を幅広く取り上げますので、国際化に向けた大学経営、研究活動への資源配分や関与のあり方などをお考えの皆さまに、新しい視点を得ていただけるのではないでしょうか。

お忙しい中とは存じますが、皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。


日時:
2014年12月9日(火)14:30-18:30(開場:14:00)
場所:JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー・KITTE 4,5階)
参加費:無料

http://www.britishcouncil.jp/events/uk-japan-research-collaboration

日英通訳あり。
研究者、教職員向け内容ですが、大学生、大学院生も参加できるようです。