横浜トリエンナーレ、第5回展となる「ヨコハマトリエンナーレ2014」。

アーティスティック・ディレクターに美術家の森村泰昌氏を迎え、「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」をタイトルに開催されます。英国からはマイケル・ランディが高さ7m、300㎥にもおよぶ大きさの美術のためのゴミ箱《アート・ビン》を出展。

また、サイモン・スターリングが職人とのコラボレーションを通して東西文化の交錯を表現します。

【日程】 2014年8月1日(金)〜11月3日(月・祝)
※休場日:第1・3木曜日
【開場時間】 10:00〜18:00
※入場は閉場の30分前まで。8月9日(土)、9月13日(土)、10月11日(土)、 11月1日(土)は20:00まで開場
【主会場】 横浜美術館、新港ピア(新港ふ頭展示施設)


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以上、ブリティッシュ・カウンシルからのお知らせ。

森村泰昌氏は、フリーダ・カーロをテーマにした「私の中のフリーダ」(原美術館)のあたりからコンスタントに作品に接してきたので気になるイベント。
メディア面では、フェルメールの「絵画芸術」のセルフポートレイト企画をNHKでやったあたりから注目が上がったような気がしている。
セルフ・ポートレイトの面ではシンディ・シャーマンが第一人者だが、森村氏の視点やウィットはまた違っていて啓発的というよりも、個人の美的感覚、アートそのものを即時に判断するような自意識に働きかけて問いを投げかけたり、元の作品がもつ感情に一緒に同感することが可能な作品だと感じている。

変わっていなければ、原美術館に彼の常設があるはずだ。

「私の中のフリーダ」に接した頃か、自序伝的な著作もいくつか読んだ。
これがなかなかおすすめなので、アイデンティティ、社会、生き方などの観点としても一読してみてもよいと思う。





芸術家Mのできるまで

森村 泰昌
筑摩書房
1998-04