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年明けから気になっていた展示です。
Giovanni Allevi のコンサート前に、六本木の国立新美術館に立ち寄りました。
いつもは乃木坂から行きますが、六本木からだと建築がみられてよいですね。


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この日が初日。
以前庭園美でもバレエ・リュス展観たし、なんていう気持ちで来訪しましたが、衣装もさることながら、デザイン画、1910年代当時のパリ・オペラ座やシャトレのパンフレット、カルサヴィナ、ニジンスキーの写真、90年代のオペラ座による舞台(ニコラ・ル・リッシュ)など内容が豊富でこれはあと二、三回観なくてはと思いました。

衣装の展示空間はすばらしく、衣装デザインや素材、意匠が舞台美術と一体化していて、この時代の創作情熱は凄いです。

個人的には仕事柄パンフレットやポスターのデザインに感心します。
デ・キリコ、勿論バクスト。

才能の結集、象徴主義からシュルレアリスム、バレエ・リュス時代は文学、音楽、美術が相乗反応した稀有で貴重な時代だど感嘆します。
ルネサンス期もそうですが。

もう何度が観に行く予定です。
初日にはドルチェ・ヴィータのNさんもいらしたそうでニアミスでした。

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新作舞台を創作するというのは、音楽、主題、美術衣装、振り付けや台本と新しさと創造性がフルに必要になります。
クラシックもはじめは新作なのです。

今日的にほ何がこのような創作的運動になるのだろう。
美しさを堪能できますが、色々考えてさせてくれる展示です。