余は生命も尽きかけているが、余はその教育からうけた幸せのために、エピクロスの讃歌をうたうことなく立ち去りたくはない。余は後世にこう伝えたい。地上の様々な部分がそれぞれの住民に異なる祖国を与えてはいるが、人の住む世界が友愛の能力のあるすべての人々に差し出しているのか、地球という唯一の共同の住人だからだ。

ルチャーによれば、紀元前二世紀にオイアンダノ・ディオゲネスが師の教えをつたえるために高台に柱廊をたてエピクロスの思想を記した。


1884年にフランス考古学者二人が発見した。古代からつたわるもっとも素晴らしいか国際主義メッセージである、とルチャーは紹介しており私も引用させていただくことにしよう。