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恩師で日舞(西川流)をされている先生とご一緒したリヒテンシュタイン展が素晴らしく、正直びっくりしました。上のはがきは、ビーダーマイヤー期の作品ですが、リュベンス(ルーベンス)、マンテーニャ(ブロンズ像)、ヴァン・ダイクの肖像画、そしてバロック・サロンの再現展示はすばらしいです。短縮法をまじかにみれますし、展示空間がすばらしい、ひとつひとつの作品が大きくしかも完成度が高く、歴史画の多さもふくめ、このリヒテンシュタインのコレクションの意図や一貫した審美眼を感じる。<br />ヨーロッパにおいて、カール5世のころから美術と文化力は、軍事力と同等やそれ以上の意味をもちはじめたが、それを感じることができる。映像コーナーでもこれらの作品を集め、第二次世界大戦の折に守った人々の熱意と製作者たちの熱意を感じられる。それが、筆のあとが残らないフィニの画法で描かれていればいるほどに。<br />シャルダン展に手術前に行きたかったという気持ちはありますが、ご一緒しなけえれば見逃していた展示かと思うと、やはり観に行けて本当によかったと思います。<br /><br />写真は、もみじの枝などと一緒に撮ったものです。(1階ヴァニティにて)<