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大空祐飛退団公演 <華やかなりし日々>について。

移民、1930代アメリカ、階層・・・・など今も問われることについて書かれている、アイルランド移民を題材にした瀬奈じゅん・彩乃かなみさんの御披露目公演のときの題材にもやや似ているし、大空さんはこのときはティモシー、今回はロナウド・フィリップ=アレクサンドル・ウオリスキー、北翔さんも出ているのでなにか感慨深いものが・・・

東京公演は一日しか座席券を買えなかったのですが、合計3回観ました。
オーケストラピットに花束とメッセージをおいてはけていくのがいかにもらしい去り方でした・・・
というのもなんだか大空さんは、リッチー・エドワーズが他人とは思えんというのと似ているところがあって、なんとなく他人とは思えない人の一人だからです・・・
ある記事で、相手役のすみ花さんが「大空さんとの写真は棺桶までもっていきます」といっているの対して、「今、墓とか棺桶とかいうと思った(苦笑)」といっているくだりから、「私は、棺桶にも墓にも入らなくていいと思っている。雪山とかに一人でいって誰にも見つからないでいたい」と私と同じことをまたまた発言していらしたので・・・・
なんともいえない気持ちになってしまいました。
凰稀かなめさんが大空さんに対して「男役の向こう側にいってしまった方」といってましたが、私も同感でして、具体的に言えば、「銀ちゃんの恋」のお芝居は、もうこの人しかできない!!と思うものがあり・・・・(それは華形ひかるさんと真野すがたさん、野々すみ花さんもそうなんですが、・・・・)
誰かが変わりができるかどうか、といえば、THE 大空祐飛 で定冠詞つきの人だと思うからです。

(彼?彼女・・か、が、一番面白いのはトークなんですが・・・しゃべってるときにその人の器ってわかりますね・・・あまり自分のことを語らないで、周りのことをすごく楽しそうに話される。瀬奈さんもそうですが・・・、退団されてしまったので、大空の部屋 とか ゆうひのまんま ?? 民放をほとんどみないからよくわからないんですが多分、いろんなジャンルの人にツッコミを入れながらトーク番組があれば私はたぶん見るでしょう・・・笑。)

それだけに、最後の公演を東京で見られない人があまりにも多かったようですし、当日券の売り方も忙しい方にはあまりお勧めできない販売側の要領の悪さが目立つので、おそらくいろいろな舞台を見る方ほど、座席がとれず、集団で観劇している方々はちゃんと公演をみていないという状況が残念でした・・・・。
他の公演にくらべて、途中ででていく人、拍手はここですると決めているという雰囲気がつよく、わざわざ舞台妨害のような行動をするような中年女性など・・・それもあって、券がとれていない方とご一緒した以外は私も脚を運ぶことができませんでした。

しかも、DVDではお芝居の場面で5曲の差し替えがあり・・・・
これが20年二番手、三番手を務めてきた方への親会社の対応なんだと思うとなんとも日本的でもはや伝統というよりは因習めいたものすら感じました。著作権の問題というのは、しかし使用料金を支払えば使うことができるはずです。かつてマニックスはファーストアルバムにいろいろなアフォリズムを付していましたが、著作権が高すぎて使えなかったのは、イプセンだけだったような気がします。
つまり、そうした曲差し替えをしながら、定価(10500円)で販売しているというのはどうなんでしょうか。
それもお芝居の核となるフォーリーズの部分ばかり5つ。

フォーリーズの場面は、蓮水ゆうや、悠未ひろ、はじめ娘役が銀橋を本をのせて渡るシーンは凄かったです。
実際にジークフェルド・フォーリーズもこうしたレッスンをしていたようですと、すみ花さんがいってましたが・・・
それでもこんなお客さんが3000人ちかくいる劇場の狭い銀橋に本(の形をした函)をのせて歩くということはやってないでしょう!という・・・当然拍手がきてしかるべきですが、これまた決まり事があるようで、まったく拍手がない・・・・。
刑事チームははやり、凰稀かなめさんのアーサー、凪七留海さんが存在感がありました。
グラントのシーンは事前にしっていたとはいえ、やはりキング・グラントの役は頑張ってましたし、毎回演技が違っていました。

何度か記事が消えているので、写真やリンクほか、詳細は追記します。





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劇場前無印カフェのあるremロビーにて。

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おまけ
上の写真はプチミュージアム内の大空さんと手形のコーナー。
エドワード八世を観に行っていたときのダンス部分(レヴュー・オブ〜も・・・)などは普段スタジオでアレグロなどをやっている娘にとっては一発覚えのようでしょっちゅうやっていたのでポーズ!と言ったら「絶対やだ・・・」と言いつつ、無理やりやらせた写真です。(本人がやらせだからやらせだとちゃんと書けと言っていたので尊重)
スコーンの石の玉座がなくて残念。
本人は宙公演では凪七留海さん、蓮水ゆうやさん、凰稀かなめさんが好きらしいです。
私は凰稀かなめさんはもちろんですが、ロバート・キャパのときの印象が強いので鳳樹いちさん、怜美うららさんが上手いと思っています。娘いわく、すみれ乃麗さんがもっと上に上がってもいいのに、といつも聞かされます。
宙組は歌と芝居が上手いです。

しかしいろいろな意味で、大空さんはやはりどこか他人とは思えない部分があり、退団されたんだという事実が月日を追うごとに強くなるという・・・存在が大きいという人はたくさんいますが、やっぱり定冠詞つきの舞台人だと思うのでした。自分も長い期間探究してきた経験から、それから離れたとき、どんな心境になるのだろうとか、その期間中の時間は常に現在進行形のみなので、立ち止まるということがないので、やはり私は観客の一人ですがどこか違う視点で舞台というものを見てしまいます。

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写真は鹿のガーデン・オーナメントと、ばら ニュー・ドーン。
今年はニュー・ドーンが満開になるのが早かったです。