【送料無料】「ロバート・キャパ 魂の記録」 (宙組)
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戦争・平和・子どもたち―ロバート・キャパ写真集 (宝島社文庫)戦争・平和・子どもたち―ロバート・キャパ写真集 (宝島社文庫)
著者:リチャード ウェーラン
販売元:宝島社
(2000-12)
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ロバート・キャパ時代の目撃者ロバート・キャパ時代の目撃者
著者:ロバート・キャパ
販売元:岩波書店
(2004-01-24)
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フォトグラフス―ロバート・キャパ写真集フォトグラフス―ロバート・キャパ写真集
著者:ロバート キャパ
販売元:文藝春秋
(1988-06)
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〈ロバート・キャパ〉の舞台DVDをようやく購入した。ファシズム台頭からスペイン内線、重慶など報道写真・ジャーナリストとしてのフリードマン=ロバート・キャパを凰稀かなめさんが好演している、またゲルダ役、何役かを演じわけている鳳樹いち、ベルリンからフリードマンとともにパリへくる最初の仲間を演じる春風弥里も巧い。
脚本がニジンスキー、華やかなり日々の原田氏で、舞台と演劇上でつまらない説明がなく状況や人物をとりまく環境、時代の空気のようなものをうまく脚本にとりいれている。(その真逆が<仮面の男> の児玉氏で余りに舞台上の設定や進行を時代解説をわざわざ芝居にして遮る〉しかもその説明も間違えている。音月さんのルイとフィリップの二役は役替わりよりも難しい部分があうだろうし、フランスの、・・・・マニックス的表現をかりれば都合の悪いところはカーペットに隠すということに似たことも、フランスはアカデミーやロココ文化と裏腹の影、それも血肉とともなった影の部分はよよく演じられているんだが・・・・。
演じる方々が気の毒になるほど、内容自体は悪くないし演じわけなども難しいだけに大変勿体無い。このDVDは他にも難ありなのでそれはまた別の機会に。

スペイン内戦を写した写真はパリでは捏造だと言われるシーンは、ケヴィン・カーターを思いおこさせる。

凰稀かなめさん演じるロバートは事実と真実に迫ろうと、戦場で写真をとった。
何も行動しない、大衆は、安全なところにいながらにして、単身かつフリーで活動するジャーナリズムを高見から批判する。この構造はいまだに変わってはいない・・・。
またファシズムは後の世界では、単純化してレッテル貼りが可能だが、事実各々の国益のために、ファシズムに対いてとったスタンスはままちで、しかも、ナチス政権は民衆が選びだしたのだ・・・
このどこか、異論なく声の大きいものには従いがちで、批評も意見もが反抗分子とレッテルはり、カテゴライズするのは容易だ。問題なのは、いま現在において、各々が何ができるのか、ということだと私は思っている。

P1190731

DVD特典のキャパを演じる凰稀かなめさんとゲルダ役を好演していた怜美うららさん、DVDは稽古風景があるので、リハーサルを見るのがすきな私はやはり興味深いです、鳳樹いちさんが演じ分けているところも収録されています。春風弥里さんも通信社へ一緒にいく同士として好演していました。

二役以上をこなしていた鳳樹いちは、<華やかなりし日々>の中ではそれほど目立った役ではなかったのだが、演技、セリフのいいかた、活きる目的のパッション、死を前にした静けさ、それも自分の目ではたしかめられないスペイン内線のゆくえ・・・そういったながいセリフとともに葉少ない演技で、この時代(いや本当は活きる意味はいつも変わらないだろう・・有限さが外部から制限を加えられることは異なるが)を表し、主題であるシャーナリスととはないか、平和とは?人間ひとりひとりの顔・・・ヴィサージュとは何かなど、世界史だけでなく、現代に通じるテーマだと思う。

詳細はまとめて。
この公演はどうしてもいけなくてディスクだけ買いましたが、、おすすめの舞台DVDです
パブロ・ピカソを風莉じんが、通信社での相棒は春風さんが演じています。。

加筆して時代背景など確認とってから書きたい主題です。
スペイン内線を主題にした曲が、MANICSの 「輝ける世界のために(邦訳タイトル)」になり
ケヴィン・カーターとして曲となり(リッチーの遺作の詩である。)英語の教科書ではこの内容はセクションをもうけてとわれている。


編集画面がうまく動作しないので、極力の備忘録的に。。
しかし忘却が本来の死であるように、生きているものはなにかしらを、過去に生きた人から受け継いで、有限の時間のなかで生きている、と思うがゆえに。