3月30日 NHKホールにて行われたバレエの饗宴にいってきました。黛氏記念公演として昨年行われた東京バレエ公演を私と家族は両日観にいきました、高橋竜太さん(先生)の伴内、討ち入りシーンの氷室さん、2日目は宮本祐宣さん(先生)の塩谷判官、一幕冒頭の高橋竜太さんの現代場面の映像とデザイン、とっぱしのブレイクと柄本さんがよかった、のでもう一度みたいと思い。それから以前せっかくのえるさんに誘っていただきながらいけなかった新国立のアラジンも見たかったので。

カブキに関してはやはり史上初の生演奏で素晴らしかったのと、柄本さん、二階堂さんが暮れの公演よりも素晴らしかったこと、討ち入りシーンもよかったです、それから前回は討ち入りシーンの静かな場面で木村さんが目をひいたのですが、この日はとにかく氷室さんが、そして宮本さんが目を引いた。作品がもつまっすぐさが出ていたからではないでしょうか?討ち入りシーンは動と静の素晴らしさが際立っていた。
それから谷桃子バレエがイーゴリ公をやったことと、新国立のビントレーアラジンでのかなり高度なリフトなどもよかった。
牧のライモンダは伊藤さんは美しいけれどライモンダのもつ作品自体の哀愁はあまりなく、作品解釈を間違えている印象が。一緒に見に行った娘いわく、しかも四人の男性ダンサーがカトルではなくロワイヤルでなおかつ揃ってないしもういっそ美しく丁寧にサンジュマンしてればいいんじゃないのか?といっていて同感。自分たちでさえカトルしてるわ、とお怒りでした。(苦笑)
出来てる風、ちょっと見るのも辛くなる
などといってる場合ではありませんが、一番びっくりしたのはたいしたことなかった吉田さんに大喝采だったことです、
イタリアン・フェッテや高度なリフトのときに拍手しない観客が多く、辟易、、、ゲストの英国ロイヤルバーミンガムのプリンシパルはすごかったです。

とにかく生演奏のカブキや見過ごしていたノイズムなどを観られてよかったです。

他にもいろいろあるのですがザ・カブキオペラ座公演含めてささやかなお礼とこころよりの応援の気持ちがを含めて、高橋竜太さん、宮本祐宣さん、氷室友さんにはプレゼントを差し入れさせてもらいました。
以前、アンヘルとパロマ・ヘレーラにもプレゼントしたことがあるんですが、江戸東京人なので柄と季を選べる手拭いを太田浮世絵美術館近くのかまわぬで選びました。ccdd1089.jpg
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会場ではのえるさんにお会いし開演前と開演後にちらっと感想会を、語りきれない部分は後々感想会をしようと思います、そういえばまだオトニエル展示の記事もかけていませんね。いろいろ滞っております。