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フランスにおけるユダヤ人迫害の歴史を描く。
それはフランスにおけるフランス警察による逮捕から、収容所へと繋がる。

アウトサイダーではなく私もこの世界の一部につながる一人 インサイダーとして引き込まれる映画。

http://eiga.com/movie/56118/video/(予告編)


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Primo レーヴィの読んだあとならなおさらに生死を政治やデマゴークと全体性にしらずしらずに支配されていると思わざるを得ません…tomomiさんありがとう!

某媒体には感想を一部書きましたがまだ観ていない方のために詳細は書きません。
ぜひ、劇場に脚を運んで下さい。


ドレフィス事件以来、フランスでもこの問題は時々問題にされてきた。

非現実的が現実となり、非日常が日常と化してしまう。
それをどこまで「認識」しながら取捨選択して最善ことができるのか・・しかしそれは・・・真実は何をもたらすのか。

熊田氏は、「真実」の光はあまりに強く、私たちの視覚を逆転させてしまう。
むしろ知らないこと・・・我々が表面上、(しらないほうが)「しあわせ」と思える「闇」のことを書いている。

だがしかし、それが良いことなのか・・・
私にはたとえ自らの実存を根底から揺るがすことになろうとも、真実を求めたい。

「幸福」というのは、比較の問題ではなく、最上級しか持ちえない。
もっとよりよりすくなくという類のことではないのだ・・・

問われる映画であると同時に、救いはある。
それがこの映画のいいところだと思う。多くの人に、スクリーンで、劇場で、観てほしい。

私はよくも悪くも、過去と切り離して自分のことを考えられない類の人間なのだが、
サラと同じ世代、親世代こそが見るべき映画だと思う。

我々の日々の選択で事態はすこしずつ動いていく。
より良いほうへか(トム・ヨークがいうようなLigit Place)、より悪いほうへか・・・

だから過去を現在の中で私たちがとっている行動なにをもたらすのか、そのことを改めて気が付かせてくれるし
映像の美しいメタファーは、なにより映画として素晴らしい。


EVRYTHING
MUST
GO


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追記 娘にどうしても見せたくて、浦和ユナイテッドに行ってきました。
関東だと4館しか上映しない模様(Tomomiさんから教えていただいた)、シネマイクスピアリ、新都心コクーンのムービックスは最低でも上演すべき映画だと思います。
イオンレイクタウンシネマは本当に広いのに毎回上映映画があまりにも・・・(以下省略)
学生(中高生とその親御さんたち)こそが、当事者だったらどうか、ということを踏まえながら観てもらいたいのです。ゾーイとサラへ。そして新しく生まれたジュリアのサラへ。
歴史には書き残されない多くの善意ある正しい行動をしてきた人たちのことを。

レヴィナス『全体性と無限』ともかかわるテーマ。