P1170139



P1170140


加藤信朗先生著 『哲学の道』

加藤先生の講座『パイドン 第2期』の初日講義に行ってきました。
前期は2回出席するはずでしたが、第3回は、義理父の病院付き添いのため参加できず、第四回のみ参加し、(このブログにも過去記事 白鳥の歌 セイキロスの墓碑の関して書いてあります)年明けの参加ができて本当によかったです。

ディアクレティケー、一と多の問題は、『ピレボス』を読んでいたときにかんがえ、一部まとめていたことでもあり質問させていただきました。大変丁寧にお答えいただき、講義もお忙しいところを質問・・・
先生の本にお名前を頂けますかと伺ったところ・・・・

『アポロギア』の最後の部分が一番好きなところだから・・・・と、ギリシア語で書いて下さいました。
私にとっては、学ぶことは「名」の問題ではありません・・・
やはり自らの在り方、それが属する世界の在り方の問題なのです。
帰りは、松永氏訳(今回のテキストは先生が指定された松永氏)の『パイドン』を読みながら帰りました。

哲学の道―初期哲学論集
著者:加藤 信朗
販売元:創文社
(1997-07)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る



講義の前には、慶應義塾言語文化研究所主催『ウェルギリウスとホラーティウスーラテン文学公開講座』で第2回目講座(日向先生の講座)でお会いし、同席した他大2年生でイタリア語やラテン文学も学ばれているIさんと新宿でお会いしました!Iさんはシエナに留学されるので、その前に会いましょうといっていたのが実現できてよかったです、ほんとうにイタリア、美術、都市の話がつきませんでした。
年始に、京都大学・助手の山下太郎氏に、公開講座の資料を(わたしの書き込みがありますが・・・・)郵送でシェアしたときにIさんの分も用意したので、それをお渡しできたのでよかった。
本当に、学ぶための意欲は愛情が必要なのだ、と思いました。


山下氏がお礼に・・・・とご自分のサイトで夏の講座の資料を公開してくださいました。
サイドバーのリンクからもいけますが、以下のページです。

======


昨年の夏に山の学校でラテン語の夕べを開催しました。そのときの発表原稿と資料を公開します。

======


1月30日には書籍も出版されます。
 題名:ローマ人の名言88
  著者:山下 太郎
  出版社:牧野出版
  発売予定日:2012年01月30日
  発行形態:単行本
  ISBN: 9784895001526 (4895001520)
  税込価格:1,470円

  こちらから予約できます。