
英国から戻られた恩師が車で栃木の初秋を案内してくれました。
やっぱり山はいいですね。

リアクションもいただきましたが、サラエボの珈琲。インテリアやランプも素敵。
なのにチェーン店(らしい)。
しかも母親の出生地(元領地)が本店らしい。
私が知らないということはきっと親もしらないと思われる。



団子屋さんの前にいるねこさんたち。
シャムとトラねこ。


サラエボの玄関。

二杯目からはなんと・・205円。
しかもブラジル、マンデリン、など選べる。
おまけに食器もミントンやジノリ、モリス(V&A)だったりするのです。
やはりスタバに占拠された首都圏よりもずっと、その周辺や関西、東北のほうが実質的に「豊か」なのです・・・
イタリアではスタバが街にできたら終わり、と言われている。
(しかしローマにはマクドナルドがあるのです・・・しかも、現地イリーのあの美味しいコーヒー、ショコラよりもマクドナルドの珈琲が美味しいとかいってる人がおり、イタリアに来るな〜;(怒涙)と思ったのを今思い出した。)

歌舞伎座や日舞のお話しもしたり。
湖水地方や、ストーンヘンジ、いぬたちやねこたちのお話しもできました。
先生はほんとうにお変わりがなく。
先輩がやっているというビストロにもつれていっていただいき、先輩に「何期生?」と聞かれて「・・・・すいません、わかりません・・・」という実にだめな教え子(私)なのでした・・・。


膝が悪くなかったら夏は日光・奥日光へいこうかと思っていたのですが、
思いがけず初秋の風と風景に穏やかなエネルギーを頂きました。
私がお世話になった他の先生も、昨年秋に亡くなられたとお聞きました。
次回の日舞公演には当然としても、先生のお師匠様が出る国立劇場の演目にもできたらいけたらよいと思いました。
ベジャールが玉三郎を評価していたように、プリマクラッセというものは、洋の東西の様式美をやや超えたところに位置するのだと思っています。
東銀座の歌舞伎座を通るたびに、あれらすべてが消えてしまったのでは、と感じてしまう。
改築や増築はいいけれど・・・・
一部でも残してほしかったし、丸ビルもそうだが、「新しい」ものはすぐに「古くなってしまう」
しかし保持されたものは、「永遠に新しい生命を宿しながら再生する」
建築(建築観)の問題でもあると感じています。
先生からはアドレスもお聞きしているけれど、ぜひまたお手紙を書きたいと思っています。
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