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パンフレットから個人的に写真を撮って抜粋。

映画中の詩は原文があります。

娘がちょっとみてみたいかも・・・と行ったので、未チェックだったのですが観て良かった。
昔の湘南高校のイメージなのかもしれません。

海を見下ろす横浜のようすは、阿川先生の講演をきいたあとだったので、より理解できるような気がしました。

監督の宮崎吾郎氏も、観客の私もこの時代には生きていなかったはずなのです。
しかし、なぜか奇妙で愛着もてるノスタルジー、デ・ジャヴを感じる。
(それは大友作品をよむときにも感じることなのですが・・・>AKIRAを中学生のときに読んだ世代です)

娘はいたく愉しんだようですが、同学年のお友達は「よくわからなかった・・・」と
物語の受容には、何か準備が必要だけれども、よくわからなくても、3年後、5年後、10年後にはよりよくわかるということがよくあります。だから対象年齢にこだわらず、静かにシアターに座ってられる子たちには観て貰いたい

ディオゲネスの一説がでてくるけど、哲学研究会のイメージはあれはステレオタイプすぎます;

子供向け、という感想を聞きますが、では「大人向け」とは?
「子ども」は未熟で、大人は「完成されたもの」で自分たちには何も関わりがないということなのでしょうか。
そういう心性が、どこか社会あるいは世間の中に救っているなにかなのではないでしょうか。