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エリザベス女王の父、ジョージ6世のエピソード。
駐日英国大使館広報部からのお知らせと、Bunnkamuraからのお知らせを頂きましたが、昨今の映画作品の中では一番観にいきたい作品です。http://kingsspeech.gaga.ne.jp/ (公式サイトとトレーラー)

主題以外で気になるのは、ヘレナ・ボダム・カーターが出演していることでしょうか。「チャーリーとチョコレート工場」ではチャーリーの母、スィーニードット(個人的にこの映画はあまり好きにはなれませんでしたが・・・・)にも出演していましたが、今回は役柄の変化に女優の真髄を感じました。
彼女とケイト・ブランシェットはそういった底力を感じます・・・。

Bunnkamuraおよび、私の居住地の近くではムービックス新都心(さいたま:京浜東北線)、シネマイクスピアリなどで上映されるようです。


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追記として私見を。
映画レビューなどでは「サクセスストーリー」として書かれていることも多いがこの映画の素晴らしいところは、理解者、友があってこその克服が可能であるということだ。そして、単なるサクセスストーリーや「いい話」っぽくまとめたものではないことではないだろうか。また「英国人」や「豪州人」といったものよりも人としての力のほうがより重要であるということではないだろうか。ファンダメンタリズムとコスモポリタニズム、二者択一ではなく、最善のものをもとめなければならない。
人は「王に生まれるのではない、王になるのだ」という言葉を思い出した。
それと同時に戦争は美化されるべきではない。
どのような勝利にも死や犠牲は生じてしまう。
強制が重なるとどこかに影響を残してしまう、しかし私たちは在るがままでいることにも限度がある。

二回以上観るとこの作品のよさがすぐれた役者や脚本、構成といったものに支えられていることにより気がつけるだろう。
英語の会話表現も興味深い。
シェイクスピア演劇の台詞がライオネルとその家族たちによって用いられるのが印象深い。

個人的に印象深いのは、ライオネルの妻が助言するシーン。
「謝るのよ、お互いのために。」

DVDで観るのもよいですが、劇場で観ることをおすすめしたい作品です。