入試について、備忘録的に。
中学入試についてはほぼ家庭内だけで行いました。大手進学塾などは一切行っていません。英語学習はずっと続けていますし、数学も小5のころから中2内容までは学んでいましたし(娘)、二次方程式までは解けるようになっていたので中学入試の問題も方程式を使う方法で解いていました。数学との関連が重要だと思ったからです。
また、バレエも休会にはしませんでした。
ピアノは6年生の春でやめてしまいましたが・・・

秋口が一番大変だったかもしれません。模試と英検が重なっていたのですが、無事に英検準2級の一次、二次面接まで合格しました。
ただ模試の偏差は目標よりも1ポイントとどかず、それによっては多少現在の状況も変わっていたかもしれません。ともあれ、2校しか受験しませんでしたし、どちらも合格したのですが、教育方針や環境、道徳・モラル観などを重視して選びました。
1月は2日違いで私の試験もあり、私の体調は最悪でした。

2月入試のときは切り替えるのが大変でしたが、自分に関しては文献読みをしながら、日程を終えました。その間、ジルソン、マレンボン、プラトン「テアイトス」 「国家」などを読みかえしていました。


何が一番大変だったか、それは娘と父親の「とりなし」を始終しなくてはならかったことかもしれません。双方の立場を客観的になるべく観るようにし、どういう心情や必要性から、相手の立場を注解するようなことをしていたような気がします。逆にいえば、栄養面とその類、精神的なフォローばかりしていたような気もします。しかし私とてかなり迷いはあるわけであり・・・

現在の中入試では、他の習い事を一切やめることを大手塾側が強制してくるので、たとえば、英語学習や芸術的なこと、数学といった後にも繋がることを一切、10-12歳の子たちがやめてしまうことが問題だと私は思っています。または10歳までに養うべき、感性や経験、身体などをおろそかに考えている親が多いことではないでしょうか。強制でやる勉強の息抜きが「ゲーム」というのも本末転倒だと思っています。また塾の行き帰りにファストフードをたべたり、公衆マナーをまったく守らないようなこともあまり芳しいものではない。

とにかく、むしろ受験勉強のために本来継続していたことを中断していた部分があるので、むしろ、入試が終わって、やっと数学と英語を学べる、バレエも回数をふやせてるのでやっと本来的になれたという感じのほうが強いようです。