友人のそやさん宅へ午前中お伺いしました。紅茶とシーフードをたくさん使ったスパゲッティをご馳走になり、お土産まで...
11月の下旬に伺うつもりが、私が体調を崩したり諸々で12月も会えず、ついに年明けになってしまいましたが、約束が達成できてよかったです。
疲労回復によいというびわ茶を頂きました。もう5袋くらい頂いています・・!
のみやすく、プーアル茶などとまぜてもいいかもしれません。
(相変わらず夕方以降は、ルイボスティのフレーバーや、カリス成城で買ったコールド・シーズンというハーブティを飲むことが多いです。)


かなり唐突にボッティチェリ(サンドロ・ボッティチェリ/本名アレッサンドロ・フィリペピ)の話をふったりして申し訳ありません。
いつも話題が唐突、かつ多岐にわたります。たくさん紅茶をいただきました。
こんなにゆっくりお茶をのむのはいつぶりだろう、と思うくらい。
仕事のため帰りは車で送っていただきました、いつもお手数おかけします。


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イタリアの画人はとくに本名で通ってないことが多いですね...
ボッティチェリ、カラバッジオ(本名:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラバッジオ)マザッチオ(本名:トンマーゾ。マザッチオはあまり身なりには気遣わなかった画家の通り名できたないトンマーゾという意味らしい....)
サンドロとロレンツォの時代の逸話はどれもとても興味深いです。

そしてロレンツォの早すぎる死はフィレンツェ・ルネサンスの終幕でもあるのです・・「ロレンツォの死によって、世界はばらばらになってしまった」
この言葉を実感する。そしてボッティチェリの画風の転換と、最後には絵もかかなくなってしまったサンドロについて考えてしまう。・・・・
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写真はサンドロの自画像(ロレンツォと対をなしているように前面に描かれている)です。もうひとつは、弟子フィリピーノ(フィリッポ・リッピの子)にも描かれています。こうして作品の中に自身を描きこむのは、ラファエッロの「アテネの学堂」にも通じています、ひとりだけ視線を見る物(我々)に投げかけている人物...
ボルゲーゼ展にはボッティチェリとその工房の作品と思われる絵画も展示されるようです。ドナテッロやサンドロ・ボッティチェリ、ミケランジェロに関しては知りたいこと、書きたいことに尽きません。