10月17日と10月31日の回に参加した。10月は東京大学大学院講師 教授である竹下政孝先生による「プラトンとアリストテレスの受容と変容」ギリシア思想がいかに、どのように、なぜ受容されたのか。31日は、翻訳活動を中心にヨーロッパとイスラームの文献翻訳の詳細を山本啓二先生が話された。

私はイタリアクアトロチェント(14世紀)における翻訳活動とギリシアから東方思想のかかわりに大変興味がある。ヘルメス文書がラテン語に翻訳されたことに関連する質問も当日あったが、あと数回このテーマで多くの方の話をききたい気持ちになった。

進行とコーディネータをされたのは野元晋先生であった。

また三回に共通するキーワードはジュンディ・プールとネストリウス派であるという3回に出席された先生のコメントどおり、今後さらに知りたいテーマだった。
詳細はできるだけメモをノートにとった。このような企画と公開講座の機会に感謝したいと感じた。

帰宅後、堀江先生、野元先生が訳されている「アラビア語版『アリストテレス神学 第二章』ほかを読み返した。(後日記入にて)