物資調達的に某ショッピングモールへいきましたが、私の個人的買い物といえば、学術文庫の新刊プロティノス『美について』(フィチーノの訳もしている先生)の文庫新版....
(こうい本が新刊で講談社などから出ていて旭屋の店頭に平積みになっていると買わねば!という気持ちになる。次の出版に繋がらないと困る。講談社はちくまと同様、最後の砦的な大手版元と思っている)



それからマーヴェラス・クリームのマカロン入りアイスクリームを食べたくらいでした。

23日は早朝から模試の引率で御茶ノ水へ。
駅から地上に出た瞬間に「ニコライ堂」のことを思い出し、カメラを持っていないことをやや後悔...。

色々終了後、13時頃建物の前だけでも通ってみようと思い、行ってみる。

(以前のえるさんといつか行ってみようという話をしながら、まだ行けていなかったニコライ堂)

本格的に来訪は次回にもでも(なにせ16時までには戻らないとならない)と思っていたのだが、「ビザンチン様式」「ハリストス教会」「ロシア正教会/東方正教会」「ギリシア哲学」に興味ある私として、イコンや祭壇画、建築の細部にも興味があり、じっと聖堂内をみていたのだが、受付をしていたロシア人女性がすべての祭壇画とイコンに蝋燭を灯してくれた。
そして、やや拝観をする人が多くなってきたので、説明をしてくれた。
質問ありますか、と聞かれたのでロシア式十字について聞いたら詳細な資料を見せてくれた。「私は日本語が読めないのでみんなに読んであげて」と言われたので、私の曖昧なラテン十字やギリシア十字の説明を加えてなるべく違いがわかるように説明した。
周りの拝観者の方々にもわかってもらえたようだったし、自分も詳細資料をみることができたのでよかった。お礼を言われるような立場ではないのだが、拝観している人たち数名からお礼の言葉を頂いた。

スパスィーバと受付の女性の方にお礼を言うとにこやかにロシア語で返してくれた。午後から仕事があったので、やや急ぎ脚で帰った。

堂前の百合がクリーム色の百合で、群生して咲いていて、冬の日差しがさしているのがとても綺麗だった。
レオナルドやボッティチェリが描いた、「受胎告知」の百合のように、白くつややかに輝いてみえた。







早朝から模試の引率などをした日だったが、こういう光景をみることができると、意味がある1日だったと思えるから不思議です。
体力的には無理してる部分があるので...。