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1月16日から目黒庭園美術館で開催されるマッキアイオーリ展については以前記事にも書きましたが、公式WEBで割引券が配布されていますので再度UP。「イタリア印象派」となうたれていますが、いわゆるフランスの印象派が光学理論の実験的絵画+感覚重視な絵画だとすると、マッキアイオーリ展で公開される絵画は自然描写も風景、動植物も素描をおろそかにしない「形」と「色彩」が調和した表現が目をひきます。
1850年代、トスカーナにおこったリソルジメント(イタリア統一運動)の時代の絵画運動作品が紹介されるマッキアイオーリ展は、以前カラバッジオ(ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラバッジオ)展が開催されたときと同じ目黒庭園美術館で1月16日から公開されます。
1/15までは公式サイトで割引券がダウンロードでき、配布されています。

フィレンツェのピッティ宮近代絵画館からの出品です。

リソルジメントやこの展示について先日記事を書いていたのですが、ブラウザのエラーで全部消えてしまい、復元ファイルもタイトルしか残っていませんでした。
どうもIE8にしてからエラーが起こりやすい状況になりやすいようで困ります。

美術展といえば、兵庫県立美術館から山本六三展のお知らせが届きました。フライヤーの画像と一緒に近いうちに記事に書きたいと思っています。80作品の大規模な回顧展のようです。

写真は以前に訪れたときのピッティ宮(パラッツォ・ピッティ)のボーボリ庭園側から撮影したものです。一説によると、フィリッポ・ブルネレスキがコジモのために設計したがコジモが周囲からの嫉妬をおそれて取りやめたメディチ-リッカルディ宮の建築プランの一部がピッティ宮に採用されているようです。ヴァザーリの記録によれば、コジモが断念したことに落胆したブルネレスキは設計を破いてしまったそうですが、確かにピッティ宮をみるとそういった周囲の羨望からくる嫉妬をかいそうで、断念したというコジモの気持ちがわかるような気になります。ブルネレスキに代わってパラッツォ・メディチの建築を担当したのはミケロッツィですが、コジモ自身も相当に建築には詳しかったようです。もし実現していたとしてブルネレスキのメディチ宮やポッジオ・ア・カイアーノが建てられていたらどんな建築だったのか、ついそんな事を考えてしまいます。


フィレンツェは伝統的な民主・共和制でしたから、あまりに目立つ有能・有力者は追放されてしまったという社会背景があります。特にプロト・ルネサンスの場合は社会背景が重要です。