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9/22は、連休中1日だけ休みを確保できたので、昨年秋にジム・ランビー展招待イベントで訪れてから1年...原美術館コレクション展(年2回)へ行ってきました。
私の休日が非常に減っていたのもあり色々なイベントにお声がけを貰いながらもずっと延びてしまっていたRさんとご一緒できてよかったです。
やなぎみわ、奈良美智(ちょっと落ち着いた感じになっていた)森村泰昌さんルームもみてきました。
それから、ダイオードを使った部屋の前に一つ展示が増えてました。
中国の映像作品を見ながら、これは理想郷・未来郷的イメージなのか、それとも批判なのかという疑問が。言いたいことはわかりやすいのですが、方向性というかベクトルがどちらかでまるで正反対な性格を纏う映像作品だと感じました。
カウンターカルチャーには違いないのでしょうけれども。
中国の「モダンアート」が多かったように思います。

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さて目的の一つ(というか最大の目的かもしれない)カフェ・ダールのランチは、ペスクタリアン的にも理想的なメニューでした。茸いろいろのマリネの前菜と鱧とカラスミのスパゲティ。原のメニューからはいつも自分でつくるパスタレシピのヒントをもらいます。
以前たべた穴子とあさつきのバルサミコペペロンチーノ、スモークサーモンと檸檬クリームのスパゲッティなど、ここで食べて自分のレパートリーにしたものが多いです。

庭を歩いて、美術やバレエの話をしてストレスのピークだった連休前の状態からすこしリラックスできました。原でも食後にハーブティが選べるといいのですけれど。

スパイラルホールやフェアリーを散歩しながらまわってかなり久々に半日ゆったりと過ごせました。やはり時々は日常から解放されないといけない性分のようです。

表参道が以前のような街並みと人通りが取り戻せたらいいのに、と思います。
なんとか時間をつくって、根津美術館にも行きたいです。
それから、寒くなるまえにやはりニコライ堂へ行きたいです。
欲求ではなく、日常からは失われているものを取り戻しに行きたいという感覚でです。現代の東京圏にも、僅かにそれが保たれていたり、ささやかな自然が残っているのですが、それに気がつく人が少なくなればそういった空間や風景、街並みや自然も減少してしまいます。