6月から週末の休みがほぼない状態+4-5時間のまとまった時間もなかなかとれないことが多く、まだ「奇想の王国 だまし絵展」も行けていません。夏休みとリンクした企画だからか、意外と混雑しているようで期間中に行けるかどうか..渋谷まで電車に乗っているのが辛い慢性疲労のせいもあるのですが....

ミュージアムに行けないと展示の情報も入りにくいのですが、「トリノ エジプト展」には行きたいと思っています。東京都美術は広いスペースがあまりないので大型彫像がよく観られるか少々心配ですが、必ず行きたいと思っている展示です。
http://www.fujitv.co.jp/event/art-net/go/750.html

こういう展示こそ平成館のようなスペースが適していると個人的には思うのですが...


彫像、特にオシリス神像が観たいというのもあります。オシリス神話はイシスによるの再生神話とともに、後の初期キリスト教とオリエントに共通するテーマでもあり、探っていくと、エジプトの農耕文明に根ざしていると云われています。ギリシア神話のアドニスとアフロディテ(ウェヌス)もここに由来し、イシス、オシリス、ホルスの三位一体概念が後のキリスト教(しかしギリシア正教系にはそれほど影響していない)に与えている影響も強く、イシス、大地母神はマリア崇拝へと形を変えて現在にまで伝わっているものの一つと云われている。キリストが生誕から死のドラマをテーマにし、再生するというテーマも、エジプト・オシリスのテーマに因み、農作物を繰り返し「再生させ、豊穣を願う」価値観が強く残っているとされている。
(因みに12月25日がクリスマスなのは、ミトラス教に由来する)
マリアとヨセフによるエジプトへの逃亡(聖家族の逃避の旅)も、その道順はエジプトの神殿のルートであるとされている。

ミトラス教やキュベレー神話に関しては小川英雄先生の新書が詳しく、エジプトと初期キリスト教文化やシリアに関しては山形孝夫先生の本がとても興味深い。仕事や日常の作業で疲れているときに「レバノンの白い山」などを読みかえす事が多い。
語源や先史の形態として「神話」の原型を問いながら起源を探求される内容に惹かれる。古い時代の考証というだけでなく、現在を眺める視野を拡げてくれる本だと思う。

やはり環地中海圏はとても興味深いです。現在、ネイミア著の近代ヨーロッパナショナリズムについても読んでいるのですが、自分の好みで云えば古代、中世環地中海圏の内容がとても興味深いものがあります。
樺山紘一氏の「地中海」(岩波)「ルネサンスと地中海」(中公)も面白い。

近況*最近は帰宅時間が遅い+(夏休みでも弁当作りもあり)犬の具合も関係して考えごとをしているうちに起床時間(相変わらず早朝です)になっていることが多いです。
暑さがそれほどではないだけいいかもしれません。
石鹸やシャンプーが合わなくなっているのか、ストレスなのか、免疫が低下してるのかわからないのですが、肌が弱くなってるようで気になります..かといって医者にいくほどでもないような....
マークス&ウェブのハーバル・リラックスジェル(保湿ジェル)を購入しましたが、気分的に疲れているときに良いみたいです。ゼラニウムの香りが良いしマークスは品質が良いですね。