March 11, 2009

もよう替え<いちご泥棒>/ "舞台芸術"というカテゴリーを

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ブログのカテゴリーに造ってほしいもの...ということで、まずは「舞台芸術」
(バレエ(クラシック・せみクラシック・コンテンポラリー、オペラ(イタリア語・ドイツ語・ロシア語・フランス語による))でしょうか。

おそらく「ぴあ」のカテゴリーわけ、ジャンルわけの影響が根強いのでしょうが、日本ではオペラは音楽カテゴリーに入っているのに対して、バレエは演劇・パフォーマンスカテゴリーに入っていることも、個人的にはかなりの違和感。

演劇は遡ると古代ギリシア、そしてローマ(詩の朗詠含む)それがヴィクトリア朝イギリスへと受け継がれていく部分もありますが、やはり「言語」によって表現するのが「演劇」だと思うのですね。境界上にあるジャンルほど、カテゴリーわけは単純ではないのですが。そうする限り、国立バレエ学校も、新国立劇場に専属オケがつくことも「まだ早い」という理由で先延ばしされるのでしょうか。
先送りにされるものが多いですね。
(先日アメリカ文学史でも少々取り上げた、ジェファーソン草稿には最初から入っていた「奴隷解放」も「まだ早い」という人たちによって消されてしまった。「まだ早い」といっている人にとっては「永遠にその時は訪れない」という巽先生のお話がとても興味深かかった。本当、その通りなのです...)


オペラ、バレエ、クラシックの領域をジャンルわけするよりも「舞台芸術」として扱ってもらいたいですね。もっといえば、本来、音楽と絵画芸術も接近しているもの。
絵画芸術は文学との関連が強いものです。
更にいえば、文学とはもともとは歴史をも含むものだし、舞台芸術は歴史性や社会史とも関連してとらえたほうが面白いものです。

周囲の方と話すとき話題になり、大抵同じ違和感をもっている方も多いと思います。

一応、ブログ村なども登録していますが、これも「これだ!」というカテゴリーが見つからなかったりです。多分、そういったカテゴリーで定義が曖昧なまま「雰囲気」だけでセレクトしているためだと思うのですが。
因みにジャン・ボードリヤールによれば「雰囲気」という言葉が溢れ出すのは1950年以降、消費が記号論によって転換しはじめるときであって、同時にアートがポップアートとして、限りなく消費と広告とファッションの中へ取り込まれていく時代に重なるといわれています。

ブログを書く人=消費者と見なしている傾向がもっとも強いのは楽天ブログではないでしょうか。実は更新していない旅行ブログも以前作ったのですがカテゴリーがきっちりきまりすぎていて、あからさまにターゲットを絞り込んでいる設定がみえるような気もします。

今日やっと3月初めの仕事は一段落。
やるべきことをやるまでは落ち着かない心境になりますが..

さて、春からのバレエ公演は
「東京バレエ45周年記念ガラ/エチュード/月に寄せる七つの俳句/タムタム」
「パリ・オペラ座バレエ学校公演」
「デンマーク・ロイヤルバレエ <ナポリ>(全幕)」
に行く予定です。
エチュードはマリインスキーバレエのガラでも公演され、世界バレエフェスなどでも公演される演目で楽しみですが、今回はゲストにサラファーノフ(マリインスキー)とフォーゲル(シュトッツトガルド)が出演します。
タムタムは習っている先生が出演される予定です。
月に寄せる〜はノイマイヤー作品です。(※今年はノイマイヤーフェスト)
ノイマイヤー作品については三浦雅士さんが文章を寄せいたのを読みました。

4月は春の東京大学公開講座にも参加する予定です。
私は興味ある分野中心に1日もしくは2日参加です。
これについては、また後日書きたいと思っています。

写真は玄関もよう替え。
ローラのクリフトン・コンソールテーブル、フレームと燭台、チェコのハンドメイドの花瓶。テーブルマットは、「アーツ&クラフツ展」の特設売店で売っていたモリスの「いちご泥棒」のパターン・デザインです。
アイビーを活けています。
ブラケットのライトは、ガレ・デザインです。
冬は赤を基調にしてみましたが、この時期は緑がほしくなります。

ルーヴル美術館展の特設会場では切手が売られるそうですね。
50円のシートで1500円。手紙好きなのでほしくなりますが、使うのが勿体無い。
しかしそれならば、国立博物館にある日本美術でも常に切手を作って、国立博物館のミュージアムショップ(質が高い)販売すればいいお土産になると思うんですけれど。定番の切手をもっと文化性を取り入れてほしいです。
先日奈良ホテルから「草枕だより」が届いて、春の奈良散策にまた行きたくなりました。


消費社会の神話と構造 普及版
著者:ジャン ボードリヤール
販売元:紀伊國屋書店
発売日:1995-02
おすすめ度:4.5
クチコミを見る

再生産について―イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置再生産について―イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置
著者:ルイ アルチュセール
販売元:平凡社
発売日:2005-05
おすすめ度:4.5
クチコミを見る


バレエに関して追記すると、「ルオー展」(汐留ミュージアム)の一角では、バランシン振付の「放蕩息子」(ニューヨークシティバレエ)のDVDが公開されています。
このDVDにはよくガラ公演などで上演される「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」も入ってます。「放蕩息子」はルオーを舞台美術に取り入れています。
ルオーは...、ボードレールの詩や批評との関わり、19世紀のフランスがおかれていた状況と絡めてみると面白いように思います。素描派の画家が好きな私なのですが。
ルオー展に関してはArt Life DiaryのHeyselさんに情報とチケットを頂戴いたしました。有難う御座います。

絵画的なバレエで、お薦めなのはパリ・オペラ座の「シーニュ」です。
絵画と記号、音楽と身体、まだこの作品に関しては文に書けないでいますがお薦めのDVDです。アニエス・ジローとカデル・ベラルビが素晴らしい。
日本では愛知万博の際に公演があったのですが、見に行けず後悔のきわみです。



unica at 22:48│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!輸入住宅・インテリア | バレエ関連日記

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美術史とART、舞台芸術についてのテキストと書籍をめぐる問い。洋の東西の文化・思想史。その他、輸入住宅(ダグラスファー/4×4ニューイングランド(ジョージアン)とインテリア、旅と国内外の風景や建築の写真、クラシックローズ園芸などアーカイブからご覧頂けます。
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