「動物の扱い方をみればその国がわかる」とはM.ガンジーの言葉。今年アニマル、アシステッド・セラピーについて調べる機会がありケンブリッジ大学での実践や研究など現在の動向について知った。日本ではまだまだ実践は難しいとのこと。おそらく法整備の問題で病院や介護施設などが動物を入れられないからなのだろうと思う..のだが。MSNのニュースで狂犬病を理由に、「飼い犬」9万匹の殺処分が決まったということを知った。伴侶動物は「家族」でもある。強制的な殺処分...こうしたことに何か国外から意見はできないものなのだろうか?....生命の「モノ」化は決して先進的なことではない。

しかし同時に思うのは、アニマルライツ的な概念が成立するのはおそらく、人権の考えが確立しないと本当の意味では成り立っていないのだと思う。人間は平等と言うのが民主主義の理念だが、しかし実はそれは当初「白人の/中産階級の/男性」のみに当てはまっていたことという面がある。その考えが生まれた西欧では次第に女性、異民族(人種/しかし移民の問題はまだまだこれからだろうと思う)、子供の「権利」も改良されてきて、動物や家畜に関する法的な環境基準もできてきたと捉えられるのではないか..アニマルライツだけを話題にして実は選挙に行かない、行ったことがない、政治や社会には興味がないという意見をみるたびに残念だと思ってしまうことがある。

ガンジーについては映画もあるが、力の論理ではなく非暴力の思想を実践した部分、そういった進歩に対して今はまた世界の大部分が逆行している気もしてしまう。