ナルニアの本ではプリン、でしたけど映画ではターキッシュ・デライト。トルコ原産のおかしらしい。
ターキッシュ=トルコ風ですものね。写真と味はこちら

ぎゅうひみたいな味かな?
ぎゅうひはみつ豆の中では一番最後にとっておく私です。

あらゆる情報媒体のなかで書籍至上主義の人は映画化に懸案してたけど、映画で表現してる部分と本のほうがよっぽど描写が細かく時間の細部も細かい部分が異なるため、心配はあまりいらないかも。
(確かにイメージの大半が映画になってしまうかもしれませんが、重要な部分は映画では描ききれていないのでそれほど問題はありません。むしろある程度のイメージがないと読みにくいかもしれません。ヨーロッパならギリシャ神話/キリスト教世界観がベースだから説明がいらないんでしょうが)

映画を観る前に、ある程度原作を読んでいたほうがいいし(ただ訳がそれほど読みやすいわけではないのだが/多分、英文に忠実なのだ)
映画を観たら、原作を読んだほうがいい。

言いたいことは沢山あるんですが...
「原作に書いてないことを色々想像しなくてはならなかった」という監督にはやや不満(原作に書いてあってはしょらないほうがいい部分がなくて、なくてもいい部分が多かったり)
指輪の時にはガラドリエルを語りにしたように誰か物語の水先案内人の視線が入ったほうが親切なのかも。

エドマンドが原作よりも心代わりの部分で描写が少ないのでかなりだめっこ動物っぽいんですが、そのあたりで納得がいかない場合は原作本読みましょう。
音楽が今時珍しく、耳に残るものが殆どない。
空き部屋と衣装箪笥の位置関係がビジュアル的にわざとらしい。

ナルニアだ、と思う前に「どう見てもこれはニュージーランドだ!」と思ってしまったりな部分はありますけれど、もう1回見たいかな。ルーシィが好演。
お子様と行ったので、吹き替えですが、ぜひオリジナル音声でもう一度みたいかな。


追記・ハリーを読んでいる小学生・中学生は多いんですが、指輪物語は彼らの父母が好きだったりするようです。
指輪はトールキンが「言語と言語世界先行」で作った世界ですし、ケルト世界やケルト伝承、騎士の世界観など、西欧文化史的なベースがあったほうがずっと面白い(ないとおもしろみがサムっていい奴!!という極めて安っぽい売り(3の宣伝はこればかりでしたね)になってしまう)

興味あるお子様がたには映画きっかけでも勿論いいのでナルニア原作読んで貰いたいです。
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