今日は午後、県内にて研修会に出席。
現在の中学入試全般について...どうも間違いが多いのは「中学入試を切り抜けたらあとは万々歳」という錯覚がいまだに(大手ユーザー中心に)あるようです...

今問題なのは受験指導をとにかく受けてきた場合、答えを出すのが凄く早い、しかし、ノートが書けない、基本的な学習基礎が抜け落ちている、ということが多大にあるようです。今、小学校でも教えないみたいですね。


入試と大手中心受験傾向の問題点
ある問題の意味を探らず、性急に答えの出し方を習ってくる、ということを常にする
「答え」しか書けない。

子供の学習に親が関わる、つまり昼間は親が予習をする、−−−学習面・精神面含めて、子供が自立できてない場合も増加

授業が早い・・・ついていけないんですけど、と相談すると、「個別の系列校にいって下さい」・・・高額な費用が発生(びっくりです、12月・1月・冬期を一括支払いで55万円と聞きました) うちなんか7日間冬期やって5000円だったよ(苦笑)

受験の為には、やりたいことを全て我慢する、し向けられる仕組み...


されど受験、しかし、たかが受験ですよ...。
どんな難関でも「中学」には代わりがないのです。(差は色々ありますが)
大抵、受験がおわると、私立に行くと。。。受験期間のほうがマシだった、と思うほど課題が多く予習復習に四苦八苦するでしょう。
つまり肩の力を少しは抜きながら、知識や思考・理解を深めるという「学ぶ」原点を抜いた「受験勉強のための勉強」だといつか限界がきてしまうのです。
入学時に、公立中でいえば中2レベルの英語力が必要です。
英語、中学受験英語では勉強しません。
しかし、英語は文系になろうが理系になろうが、ずっと関わる科目。

しかし中学受験の偏差値表だけを見て、どこを受けるべきなのか、それは最難関校を除いて再検討すべきです。実は受験ビジネス(大手主導の偏差値輪切りシステム)からは距離をおいていても入学してから、面倒見がよく、生徒の将来の希望と可能性を見極めながら、進学実績も高い中高もかなりあるからです。

小学生の脳は右脳的で、まだ論理的思考力ができる段階ではないそうで、その過程を中学校である程度繋げていかなければならないが、中高一貫校ではそのノウハウが不十分だったり(既存の公立中にあるとはいっていません...)まだ問題もあるようです。
発展段階の脳に、詰め込みすぎると脳が萎縮していきます。

色々とみていて思うことは二つ

現在の小学校のカリキュラムは「最低限ここまで理解させて中学へいかせよう」といいう責任からは遠いところからあります。大抵、小4あたりから算数があやしくなってくるようですが、そのままスルーしてしまうことが多い。
しかも絶対評価ですから、実力どおりの成績が通知票でわかるわけがありません。
小学校までに勉強嫌いにさせず、いい自信と興味を引き出しながら、確実に実力をつける必要があります。そして更にできそうだったら受験の準備もする。(小4〜
(小5からでも基礎学力が高ければ十分間に合います)

しかし無理してまで私立中学へいかなければならない、というのではありません。
勿論、中学入試はある意味で「親の受験意識」が半分以上を占めるのでどうしても、という場合もあるようですが...
実は中の上〜上で元々賢い子供の場合は自分で考える力が備わっているのでそこを大事にして、高校受験で難関校や特待生クラス(3カ年学費免除でしかも学校の進路指導対策は力がはいっています)に入るほうが得、だと思うのです。


しかし残念ながら公立中だけでは無理なのではという気は消えません。
なぜならはやり公は責任が曖昧だからです...
先生個人の差がありすぎる、その格差を埋める義務もない。
そして最大の理由は、子供の能力を伸ばしてあげよう、ということよりも、いかに生徒を管理教育するのか、がモットーになっている気がします。
この事は更に公立高校になれば更に格差が広がっていきます...


因みに学校選び、お母さんはパンフレットのかわいさ〜はなやかさ〜で善し悪しを判断しがちとか。お父さんはスペック比較で検討するとか。しかし何校も行ってみればその学校がどんな学校でどんな教員なのか、そして子供達はいきいきしてるかどうか(結局のところ学校はこれです)ずいぶん解ることがあるというものです。