北斎展Kさんと約束して行ってきました。
20分待ちもなんのその。。。観る価値大。圧倒的です。

作品の分散具合も改めて衝撃を受けました。
ボストン、メト、大英、あと収集者の遺言で今回も出展されなかったワシントンのコレクション。

北斎という人自体もかなり面白い人で、江戸文化の外部までも感じさせる。風俗という内側と、絵画で描き出された外部。
単純に天才なのですが、その枠すら納まらない感も強く。

人ごみや展示がえでよく見られなかった絵もあり(というかゆっくりは観ていられない)図録を観るのが楽しみなので感想はまた後に書きたいな。

歌舞伎をまた見始めたりしてるので、絵の題材などもモチーフの意味やら暗喩などをちょっと解るものもあり、面白い。

しかし、「若衆」の英訳が Young man だったのがあたりまえといっちゃなんだが、もう少しなんとかならんものかな。
ニーチェの英訳版では「超人」がsuperman.なわけですが、ちょっと納得はいきません。英語はどこまでも物事を名詞化してしまうなぁ。

こうなると北斎の重要な作品が分散してることに大丈夫なのか?と心配してしまう気持ちにもなるってもんです。

日本での絵画の展示パネルの表記も相当ずれてる事が多いですけれど。