選挙今週末です。私は20歳以来、投票皆勤です。これからも棄権(白紙も含め)するつもりはありません。

民主制度の中でもっとも民主的なはずの国民の圧倒的多数決の支持で生まれるものが皮肉にも「独裁政治だった」という例。過去に現実にあった事です。
でもきっと選らんだ当時、当時者たちは「独裁者」を選んだわけではないのでしょうね。・・・・スターウォーズエピソード3は大人気でしたが、あれを観ていた人は共和国の崩壊をたどる様、議会が無力可して過剰な権力をあたえてしまったことが取り返しのつかない事に繋がるーあれが現実に起きている事に似ている、同質の事だと気がついているのでしょうか?

何かやってくれるに違いない、と素早く圧倒的な手腕で政治をしてくれる人を望んだ瞬間、それはもう民主主義ではないということを。

自公300議席に達したら小泉独裁期に入るという記事がやっと出てきましたね。
石原氏が都知事になった時、『現代思想』誌ではこの知事の方法はファッショそのものなのに気がついていない事は危険だという記事がでたのが鮮明な記憶です。

アメリカでは「ブッシュには投票していない」というブレスが出回っているそうです。日本でも作ってもらいたいものです。

だいたい一つの法案に反対票を投じただけで、政党から除名や離党せざるをえない、こんなことを国民の多数が支持してるなんて信じられません。意味がわかってないのでは。反対派の議員さんもそれならば内閣不信任案の時に賛成してくれればよかった。選挙では数百億の金が「無駄」に動きます。

小泉サンがYKKの時から郵政民営化と唱えていた時は目的があったのでしょう、今もそれは変化していないように表面上は見えますが、実はその目的の本質はまったく異なってしまったように見える。