ダンスマガジンのベルリン国立バレエ特集をABT公演中に買ってみてしまい、「指環」の写真をみたらあの踊りが脳内ぐるぐるになってしまい、急いで封印。。。

サイダコーワのブリュンヒルデの写真がなくて泣きそうです。
インタビューもなくて悲しい。
良かった、というか感動したのはデデュクのインタビュー。
シェパードのお嬢さんをかっていて、公演が終わって夜劇場からかえると公園へ散歩へ、朝も散歩へ・・・彼女は特別な存在だってナチュラルに答えててますますファンになったね。
いぬ派なので、すごくその気持ちが解るんです。

あとマラーホフ。
ローゲは踊り終わったあと、本当に死んでしまいそうになる、って笑いながら答えてるけど、これは本当だと思う。
壁が割れたあとのローゲの表情は忘れられない、終焉そのものだったから。あの公演のあとに、ファンとしてサインをもらいにいく気にはなれなかった・・・・・舞台から受けたものを言葉でうまく伝えられるのは不可能だったから・・・。

「贈り物」嬉しいけど、デデュクもパンツァフも来ないんだな。
アルテムはインタビューでトム・クルーズがすきですなんてふつう過ぎる事を言わないほうがいいと思う・・・。

ダンスマガジンのインタビューは毎回、何だかせっかくのインタビューなのに質問が表面を上滑りしてしまってて残念です。
ダンス界には渋谷陽一とか田中宗一郎みたいなインタビュアーや編集者はいないのだろうねえ〜〜・・・・。物足りない。

因みに密かに一番読み応えがあるのはM・クドーさんの連載。
舞踏論でも読み応え(情報量がある)あるのは鈴木晶さんくらい。他は所詮主観のみ。読むに耐えない。
視野の狭さ、閉じた感覚が気になってしまう。