アメリカン・バレエ・シアター、アンヘル・コレーラとパロマ・ヘレーラのドンキ行ってきました。(チケットはソールドアウト)

一幕からキトリとのポーズとのちょっとした間にも高速な回転をするコレーラ(笑)目がついていかない。どよめく会場!

とにかくコレーラとヘレーラさんのパはテンポが早くても綺麗に決まるので凄いです。群舞やソロだとそのテンポには綺麗にあわないようででテンポがゆっくりめになるんですが、コレーラは踊りながら「もっとテンポ上げて!」とサインを出してましたね。どんどんテンポが上がってゆく!
1幕はどのテンポで演奏するか、オケがちょっと迷っていたようで少しあれ?と思う所もありましたが、だんだんよくなってきました。
エスパーダ(闘牛士)にディヴイッド・ホールバーグ。
似合ってます。エレガントなマタドールっぷりでした。
あとはラテン系な気迫みたなものが動作に効くと素晴らしくなると思った。今後もっと期待したい人。

個人的には、2幕が良かった。アムール、柔らかくしなやかでターンの間も弾むようで、キューピッドらしかった!!
もっと拍手があってもいいのに〜〜と。ここは絶対拍手だろう!という所が意外と会場はしんとしていて、残念。

ジプシーの踊り、素晴らしい。
男性群舞のジプシーがバク宙していたし身体のバネが素晴らしかった。あんまりやりすぎるとバレエにならないんだろうが、もっとやってほしい(笑)
サワタニー・タラタニット、上手いと思ってABTページみたらコールドの方でした。柔軟できれがよくて映えてました。
サッシャ・ラデツキーとアンヘルの踊りでの対決でお互いを認め合うところは面白かったしみごたえありました。

3幕はもう・・期待通り、というか凄かったです。
会場も「待ってました」という期待にあふれててコレーラもヘレーラもそれに応えてました。パロマ・ヘレーラのキトリのバリエーションの振りや表情はやっぱり素敵。ちょっとした演技がすごく踊りを豊かにするんですよね。”now”に収録した時みたいにフェッテでも3回に1回はトリプル入ってました。それも音楽にあっていて。
コレーラは、・・こんなバジル、見たことない!(笑)
すごい進化してます、、どうして空中を舞いながら、空中で回転しているのか(笑)あの動きをあの早さで、音にのせながら踊るなんて・・・なんだか凄すぎて早くも幻になってきましたが凄かったです。全幕バジルであの踊りをするのは本当に凄い。もっとバレエの知識があればあの動きを言葉にできるんでしょうが・・・凄すぎる。お客さんはとにかく拍手の嵐でした。凄く欲を言えば、最初のバジルのバリエーションの時にアンヘルならではなスペイン風なポーズをもっと丁寧な形で入れた所が観たかったんですが。

そうそう、演技のほうも良かったですよ。
キトリのヘレーラも可愛くて目を伏せわ笑顔がとても綺麗だったし、キトリに合ってて好きです。コレーラは、・・なんだか凄いお茶目さんでした。怒ったときにふくれっ面を・・v
あれは忘れません(笑)狂言自殺の時も面白かったです。
キトリはバジルに飲ませる酒(水じゃないよね)を豪快にのみほしちゃってました。いいなぁ。

ガマーシュ、とても良かった!かなり情けないキャラになってましたがつっつき回されてました。(笑)キトリの親父との掛け合いが抜群。

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オフ・ステージ、ライモンダの時みたいにマーフィとコレーラできっとサイン会をしてくれる!と思っていたので今回はお二人にプレゼントを。あとコレーラのお姉さんのカルメンにもと思い(白い貴婦人も良かった)用意していきました。
コレーラは、姫のことを覚えててくれて、わーありがとうと喜んでくれてました。「これをあなたのお姉さんにも!」とプレゼントを渡したら、とっても喜んでました。(笑)
パロマ・ヘレーラは途中から一緒にサイン会にきてくれて・・感激でした。プレゼントを渡したら、すっごく驚いていて「私に??」勿論〜と渡すととっても喜んでくれました。良かった〜 いつも観ている”now”のDVDジャケットに二人のサインが貰えて嬉しかったです。