1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

May 2011

ブログネタ
心に響いた詩を教えてください に参加中!
プラトン(本名はアリストクレス)のエピグラム(短詩)

” お前はかつて、、生ける者たちの間で暁の星として輝いていた。
しかし今は死んで、夕星として、死者たちの間で輝いている。”


この言葉を読むとき、人々との対話は生あるうちに行われるものであり、
そして、私にとっては言葉はその人が必然の死ののちにも生むものであることについて考えさせてくれる。


ギリシア哲学者列伝 上 (岩波文庫 青 663-1)
ギリシア哲学者列伝 上 (岩波文庫 青 663-1)

110528_1444~01

バーミンガムロイヤル関連の公演は新国立での「カルミナ・ブラーナ」などビントレー芸術監督の作品は見たことがあった。今回の来日公演はぜひみたい演目だったので、なんとか28日マチネの回に行くことができた。

アシュトンの振り付けの良さ、音楽性を大切にした丁寧な踊りだが、俊敏さ、パの正確さと形にするまでの早さが印象的だった。つまり明確な踊りなのである。演劇的な面も重視されているが、あくまでバレエは音楽とダンスの表現の丁寧さ、躍動感にあふれていて良かった。エリシャ・ウィルスも良かった。郡舞も美しかった。

「真夏の夜の夢」はメンデルスゾーンの曲と振り付け、筋、ユーモアと神秘性もあって、このカンパニーの来日公演で、シェイクスピア原作のバレエが観られてよかったと思う演目だった。佐久間菜緒さんも緊張されていたようだが丁寧な踊りで、コーダのときにはタイタニアを踊る重圧からも解放されてとても優美だったと思う。
パックとオベロンもよかった。この演目でも郡舞の統一感は印象的。

ところでドイツ語圏演劇を多少なりとも学んだ私からみて、この作品にもウィーンの妖精劇の影響や、生き残ったハレルキンの存在が残ってバレエ作品のなかに受け継がれているのだな、と感じた。それが嫌味なく取り入れられて、現実世界と非日常世界が円満となる役目となっているのがこの演目の魅力ではないでしょうか。

110528_1445~01

写真2枚はロビーの花。美しかったので撮影しました。
日程的に見に行けるかどうか最後までわからなかった公演でしたが、テストあけの娘も(今回から学生券を利用)久しぶりに全幕バレエをみることができて、劇場に脚を運べて良かった。私自身も朝8:45の図書館開館にあわせて3時間ほど文献を読んだり、文章構成を考えたりしたあと、上野へ向かいました。


テストあけだったからかほかの学生さんも多くいたかもしれません。きっと皆貴重な舞台体験をしたでしょう。「真夏の夜の夢」はなかなか上演されませんし、合唱、音楽、バレエ、舞台美術、演劇や文学といった要素がある愉しい演目でしたから・・・。

今年のばらは、ワイルド・イブ(イングリッシュローズ)とシャポー・ド・ナポレオンがいつもよりたくさん咲いてくれました。

P1140398


23日朝に退院して掃除したあと入院中みられなかった薔薇をすこし活けました。仕事場にももっていったり。

P1140399

バルジェッロ国立博物館にあるドナテッロの「ダビデ(メリクリウス)とティージング・ジョージア。
このばらは壁にはわせて育て5年以上になるのですが、ことしは強風でちょうどつぼみがついた頃に枝が倒れて被害が...

P1140388

アーチのつるばら(アンジェラ)とやまぼうしの白い花。
23日に退院後、初めて診察に行ってきました。以前から痛みを相談している副院長先生にみてもらい、腰痛の神経ブロック注射を7カ所、首肩の神経に3本、膝の内側に2カ所注射してもらいました。
この1週間は、無理なく日常レベルをこなす、月末から月初めの仕事をなんとか終わらせる、娘のテスト期間にできるだけサポートできるようにする・・・ことだけしかできてませんが、焦らないようにと病院からいわれているので自分のなすべきことを落ち着いてこなしたいと思います。

入院中は改めて「パイドロス」を読んでいました。

パイドロス (岩波文庫)
パイドロス (岩波文庫)

P1140387

2年前にいただいた(義理母を看護している際のヘルパーさんが今も毎月お花を届けてくださるのです)クレマチス。雨の中ですがきれいに咲いています。ばらのフェンスと同じ場所にうえています。

110529_1725~01

今年は発表会があるので(クラスレッスンなどもあります)いつも使っているウェア・モアのストレッチ・バレエシューズをフェアリー(表参道)。雨の日はダブルポイントとのことなので、パリ・オペラ座学校のDVDも購入。
時間をつくって観たいと思います。(フランス語のリスニングにもいいのですよね・・・)

ポアントはチャコットでブロックのを数種、コードのを数種試したあと、履きやすい、あっていると娘が自分でいったのがブロックのシュープリマ。(前回はセレナーデ、その前はスワン、ブロックかスワンかを行き来しているようです・・)渋谷チャコット本店では、クリアゴムとリボンつけ、底にモノグラムとイニシャルを刻印するサービスをやっていて、今回も運良く?刻印もしてもらいました。)

退院後初めての外出で、薬や痛み止めなども常備しながらですが、なかなか日曜も私用時間が限られるのでシューズを選びにいけてよかったと思います。

エトワールへのみち<上巻>オペラ座バレエ学校の生活 [DVD]エトワールへのみち<上巻>オペラ座バレエ学校の生活 [DVD]
出演:クロード・ベッシー
販売元:新書館
(2009-11-15)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

ベジャールとベッシーの対話が素晴らしい。

ブロック シュープリマ


P1140233

5月連休前半は毎年仕事の一環で行っている上野博物館へ引率へ....パンダブーム一色の上野公園のなか、国立科学博物館・地球館に小3生から中2生まで引率してきました。企画から事務管理、会計などなどどうすれば効率よく展示をみることができるか、子どもたちが疲れてないか、安全面はどうかしら・・・など毎年のことながら気力と体力が必要です。でも写真を参加者と手伝ってくれた大学生・大学院生たちにあげたら喜んでくれたのがよかったです。(娘はこのイベントのあと17時に帰宅、そして19:00からのコンテンポラリー講習レッスンへ)

KC3X00320001

後日記入になってしまいましたが世田谷のKさん宅に突然お邪魔させていただきました...写真はアトム君。CATSのデメテールに似ている猫
さん(ふじこちゃん)にもあえました。
少々困りごとが私のなかでありまして・・・にこさんを連れての来訪させていただきました。
以前私の家にきていただいたときに、おみやげにもらったダロワイヨのタラマなどを一緒に頂きました。

その前には宮古島のおみやげやギリシアの洋書、アヤソフィアの図版なども頂きました。

毎年思うのですが、5月の連休のうち1日だけでも6月に祝日を移動させてくれればよいのに、、と日曜のみ休日な私などは思ってしまいます。

110529_2219~01

入院中、普段はほとんどみることがないTVを点滴中にみていて、なんとなく劇場に(娘をつれて)見に行こうかと思った「手塚治虫のブッダ」...

そういえば、やはりKさんに教えてもらった映画「アレクサンドリア」もちょうど、1月ー2月の忙しい中で観ることができてないのを思い出しました。

「”世界を変える”とマルクスは言っていました。 ”人生を変える”とランボーは言っていました。わたしたちにとってこのふたつのスローガンは同じものなのです。」

アンドレ・ブルトン

110502_1409~01

△ 写真は国立新美術館のテラスから撮影したもの。

図録を読んでいてまず心にとまったのはブルトンのこの言葉でした。
私にとっても、このふたつは類似するものなのです。
そして重要なのはこれらは「私たち」すなわち「私」と「他者」の生、生き方、あり方に直接にかかわるものでありながらも、スローガンとして強要はできないということなのです。

19世紀前半から20世紀のフランス文学を学んだ私にとって、この展示は特別な意味を持っていた。
ジョルジュ・ポンピドゥーセンター所蔵作品からの出品作品、書籍、ビラなど膨大な量の展示だった。

展示が決定された当初から注目していた展覧会だったので、5月の連休とはいえ2日しか休日はなかったのだが、脚をはこべてよかったと思う。当日は、Rineさんとご一緒できました。(今年中に名古屋で個展を行う旨も聞きました。)4月は緊張や疲労もあったので、5月らしい静かな風と光を感じられたひとときでした。

110503_0759~01

写真は、購入した図録から「シュルレアリスム宣言」・・・宣言をともなう芸術・文学活動というのは、自覚的に行うという点が重要なことであり特性である。なぜならば、それが言語でまず語られるからである。
ロマン主義やシュトゥルム・ウント・ドランクなどと異なるのはその点である。
つまり感覚的なものに心酔するのではなく、批判的にそれを行うことが意識されているからである。

(そのため、なぜか3.11の震災以降、「感覚的に」ニーチェが教育テレビで扱われたりすることに、私は違和感を覚える。それはかつて、同じような過ちのもとに解釈された読み方ではなかったろうか・・・?)

110503_0758~01

同じく図録から。後日記入になってしまったが、単独や画家ごとに開催されることの多いシュルレアリスムというジャンルを、文学史と芸術、テキストと造形ー映像の文脈の中で、観ることができた貴重な展示だったと思う。

”Transformer le monde", a dit Marx, "Changer la vie",
a dit Rimbaud, ces deux mots d'ordre pour nous n'en font qu'un."

A. Breton 

110502_0746~01


写真は、レモンの木の根本に植えたマーガレット。レモンも花も咲きました。

※連休後にやはり無理がたたり5月9日から23日まで入院しました...前回胃カメラをやったという記事から止まっていたのもそのためではありますが、食事があまり食べられなくなり、腰痛(持病のヘルニア・・・これは十代からのものなので筋トレとストレッチで自己管理しているのですが)も悪化し...
神経ブロック注射や検査などで約12日間入院しました。いろいろなお返事が遅くなりふがいないかぎりです。
病院の担当の先生は19歳のころからみてもらっている先生ですが・・・
「十分頑張っているのだから、あまり無理しすぎないように!!」 などなどアドバイスを受けました。

また入院中は、4人部屋だったのですが、いろいろな方とお話する機会があって、人それぞれの生き方やその人がもつライフヒストリーがあるのだ、と励まされたり。
逆に、両親や祖父母の年代のからからは、いまどき珍しいとか、明治時代の人みたいと言われました。
そうかもしれません・・・
祖父母や曾祖父との関わりやことばを聞く機会が私は多かったのかもしれません。
病院もいわゆる病院というかまえではなく、コミュニティとしての医療を重視するところだったからかもしれません。

肩や膝脚の痛みがあるといったら、マッサージ師をしているという70代の方にマッサージしてもらったり、お話を聞いたり。入院中にいろいろな人からお話を聞いて力をもらえた気もします。

娘の体育祭や、自分の研究や仕事のこともあり3日間は入院しながら外出扱いで取り組みました。

しばらくは神経ブロック注射や麻酔も使いながらですが、調整しながらなすべきことを行いたいと思います。
やらなければならないことに順序づけて取り組まなければ、です。

P1140341

イングリッシュ・ヘリテージとヴァリエガータ・ディ・ボローニャ。
(フレームの絵はパルマ派の画家・スケードーニの作品)
ヘリテージとワイルド・イヴは昨年よりも咲いてくれましたが、モダンローズの勢いが強すぎるためか、ヴァリエガータ・ディ・ボローニャの花数は少なめです)

110517_1656~010001

ブログ掲載用として写真に文字入れしてみました。

110517_1654~0100010001

L.D.ブレスウェイト。イングリッシュローズです。上の写真のように咲いたのを一輪飾ったところです。

110502_0745~02

おそらくヘリテージ。

110517_1657~02

ハーブも茂って花がたくさんついてきました。

P1140058

*これは地元でたまに行くお蕎麦屋さんのねぎ天ぷらです。からりとあがっていて、抹茶塩でいただくとおいしい。
おそばもおいしい。連休中も仕事だったのですが、その後に立ち寄ったので....

110421_0638~01

一番早く咲くスヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン。

写真だけは早朝などに撮影することもできるのですが...

ブログネタ
心に響いた詩を教えてください に参加中!
詩、というかアフォリズムなのかもしれないが常にこの言葉が私のなかでは繰り返される。

LIFE CAN ONLY BE UNDERSTOOD BACKWARDS,
BUT IT MUST BE LIVED FORWARDS

KIRKEGAARD

そしてこのことは、EVERYTHING MUST GO. と重なる言葉だと私自身は思っている。

後日記入になってしまいましたが、5月連休中の3日間、通わせていただいているバレエスタジオで、コンテンポラリーの講習がありました。娘も3日間参加しました。初日からレッスンの様子を聞いていましたが、楽しかった、クラシックとの動きの違いなどいろいろ話してくれました。初日はコンテンポラリーを指導してくださる先生と、発表会やフェスの際にも指導にあたられるM先生もいらしたとのことです。二日目からは小林先生も参加されて、とにかく充実した練習の機会だったようです。
8月の発表会でもコンテンポラリーが舞台で1作品演じられます。娘も出演できるようだと聞いています。
6月にもレッスンがあるようなので、アドバイスをよく聞きながら取り組んでもらいたいものです。
講習会を企画してくださった藤沼先生にも感謝です。
娘は同じスタジオのお友達・先輩にベジャールの「80分間世界1周」のDVDを貸していたようです。

ベジャールやデュポンの日本未公開の映画が銀座で公開される/されたようですね。
なかなか日程的にいくことが難しいのですが、いずれDVDになることも期待しています。

マーティのウエアは着やすいということなので、クロスバックのほかにディアーズバックのウェアも試しに購入してみました。コンテンポラリーのレッスンでもストレッチパンツは(これは私のストレッチ用なのですが・・・・勝手に娘に借用されていました...)ちょうどいいようです。素材や縫製に違和感やストレスを感じないのがよいですね。