1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

February 2010

ウフィツィ美術館が、現代にあるあらゆる美術館の原型・モデルであるということは知られている。だが、図書館のモデルはどこなのか?といえば、ラウレンツィアーナ図書館である。
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フィレンツェのサン・ロレンツォ聖堂はまるで、古代ローマのバシリカのような複合公共施設である。都市の中の街、公共の場である。

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ラウレンツィアーナ図書館は、それまで写本を有することができた層から、書物を公開性へと導いた。設計はミケランジェロであり、ステンド・グラスが美しく、書見台のデザイン、床のテラコッタの模様もミケランジェロが行った。階段入り口は水が流れるような設計で、三層構造である。プロティノスの一者流出を思わせる。善、知、美に基づいた設計を私は感じる。この内部は、フラッシュをたかなければ、撮影できる。入り口にいる係りの女性が教えてくれる。床はテラコッタを保護するため、歩く場所はカーペットが敷かれている。その上を歩いて見学することができる。

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写本を集めたので有名なのは、ニッコロ・ニッコリだった。
彼は、独身主義を貫き、自己保存よりも写本をあつめ、読みたい人・写したい人には惜しみなく貸しあたえた。彼の死の際に、どれほどの写本がだれにかされているかもわからなかったくらい、といわれている。
こうしたエピソードに深い感銘を覚える。
なぜなら、所有の原理、所有を目的とする価値観や世界観、人間観とまるで違うからだ。私が、ルネサンス・リナシタ期のユマニストに惹かれるのはそういった「他者性」である。これは自己保存をこえた行動理念のように想うのだが・・・私が扱いたいこと、書きたいことはこういった、公開性・公共性と他者性の表れとしてのルネサンスである。

ウフィツィ美術館が現在の形でのこっているのは、メディチ家の女性がまるごと市に寄贈したからである、そうでなければ、私たちは、おそらく、ウィーンなどでボッティチェリをみなくてはならかっただろう。

彼女もまた何が最も大切かわかっていた。
彼女の像は、メディチ家礼拝堂の一階、階段のそばにある。
私はその前で尊敬の念を抱く。アンナ・マリア・メディチ。彼女は「メディチ家の財産はフィレンツェの財産」といいってすべてを寄贈した。(「フィレンツェ・ルネサンス 4」 p.113)

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そして現在もその場所で、美術は国外流出の危機を乗り越えて、私たちの前に公開されている。


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現在一部工事・修復中のウフィツィ美術館。内部から外の風景は撮影可能です。

1月がことのほか多忙状態でした。締切や期日のあるものが3-4つあり、参加行事も多く、唯一休みの日曜も用事や仕事があり。
ようやく・・・少し薔薇の植え替え/剪定/誘引をしてます。早朝の仕事前とか、夕方仕事いくまえの15分などに作業・・・・

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時間がない。とはいいたくないのです。
時間は・・・創るしか、創出するしか、捻出というか、意図的に作り出さないとできませんね。この10分でなにをしよう、15分あれば移動できる、そんな毎日です。オリンピックはもちろん・・普段TVをまったくといっていいほど見ません。朝のニュースを朝食とつくりながら、とイタリア語・トルコ語講座、英語表現、それからバレエ公演の放送くらいでしょうか。

ことしは特に時間に追われています。雪ばかりふるので、雪は好きですが、薔薇や庭の掃除はできないので・・


とりあえず、L.D.ブレスウェイトを鉢から地植えに。
イングリッシュヘリテージを軽く剪定。フェンスにはわせようと思いましたが、ちょっと日当たり難です。一度鉢にあげてしまうか、迷います。

エイブラハム・ダービーも同様に剪定しました。 もう少し株を大きくしたい。
ピエール・ド・ロンサールは、土を入れ替える程度。
シャボー・ド・ナポレオンも同様。
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スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン(2鉢ある)を剪定と施肥。

ベル・イシスとマダム・ヒンダリンを植え替え。・・・
ニュードーン2株も、剪定と誘引、施肥しましたが、追肥が必要かもしれません。
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一番やっかいなフェンス、アーチ、窓にはわせているイングリッシュローズとオールド・ローズはまだ軽くきりもどいて枝整理もおわってないです。
(鳩がすんでいる木の近くにあって、私は頭上が気になって立ち入れない)

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・・・アーチは特に、樹液があがってくると間に合わないのであせります。

一番すきな薔薇、ヴァリエガータ・ディ・ボローニャが今年もきれに咲いてくれるといいです。


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バラクラ・イングリッシュガーデンのナーセリーで買った皮手袋があるのですが、細かい作業は素手なので、手が傷だらけです。
腫れないようにしないといけない・・・



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写真はすべて、2009年春の薔薇たちです。

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パリ・オペラ座来日公演は、「シンデレラ」を観に行く予定です。
カール・パケットが映画スターを、マリ=アニエス・ジローがシンデレラの配役です。ドロテ・ジルベール、バンジャマン・ペッシュも配役表にのっていてとても楽しみです。
http://www.nbs.or.jp/blog/1003_parisopera/contents/2009/12/post-20.html
ヤン・ブリダールが来日できなくなったのは残念ですが、公演を楽しみにしています。娘がオペラ座とカール・パケットが好きなので、NBSの親子割引を利用しました、、いつもは、席が選べないので子供の分も定価で買うことが多いです。
WEB上でも親子割引で購入できるようになるといいのですが。
まだ不便さを感じます。

カール・パケットといえば、ヌレエフ版「白鳥の湖」の家庭教師・ロットバルト、ヌレエフ版「ドン・キホーテ」のジプシーなどがとても合っていますよね、舞台で演じているのが自分であって自分ではない、と彼も語っていますが、「役」を踊るというのはそういう状態を作れるということがとても重要だと感じます。

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ニジンスキーはどの役柄でも、その都度「生きていた」ように思う。
だから、自分自身をいきなくてはならなくなり、二重性のもう1つの生、舞台という非日常の生を断たれたあとは、現実の生でも、複雑に演じたりしなくてはならなったのではないだろうか。彼の手記をみているとそう感じてしまう。
バンジャマン・コンスタンがいうような「モビリテ」を思い出すが、優れたダンサー、観客を別の世界につれていくダンサーは、そういったものをかんじる。
オペラ座のダンサーでは、ルリッシュ、レティシア・プジョル、ローラン・イレールにそれを感じる。カール・パケットもおそらくそういった素質に満ちたダンサーのように思う。

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写真はパリ・オペラ座 ヌレエフ版「白鳥の湖」より
家庭教師/ロットバルト カール・パケット
王子   ジョゼ・マルティネス

オデット・オディールはアニエス・ルテステュ、パ・ド・トロワでは、現エトワールのドロテ・ジルベールも踊っていますが、彼女は本当にすばらしい。折り目正しく、音楽性がある、重力を感じさせない。



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ボルゲーゼ展には先日2/7(日)の講演会の際にも行きましたが、土偶展の帰りに再度立ち寄りました。
都美術のブックショップでSACLA(日本語版は東京書籍)のレオナルドとラファエッロ・サンティ、ミケランジェロを売っているので要チェックです。サンドロ・ボッティチエリとラファエロの額絵もここでイタリアから輸入されたものが売っています。

ボルゲーゼ展のグッズ売り場では、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局が出品していますが。限定品オーデコロンを購入しました。前回も少々気になっていたものです。ダンテの『神曲』をモチーフにし、人間の天使と悪魔の両方の要素(香り)を自分で調合できるオーデコロンです。
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ダンテ・アリギエーリはフィレンツェを追放されたあと、『神曲』を書きながら生きた。当時の人々は本当に「呪術・錬金術」にダンテが通じていると恐れたので、ダンテに実名を書かれた人は、贖罪をもとめて礼拝堂をつくった、スクロヴェーニもそのひとつ。地獄篇の彼の怒りはすさまじいものがある・・が、
この限定品は本をモチーフにしたボックス入りで、天国(paradiso)と地獄(inferno)の2種を自分で調合できる!のです。ビーカーとブルガトリオ容器つき。

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天国のほうは、ゆりなどのフローラルな香り。レオナルドやボッティチェリの描く、受胎告知の百合を思い出す香り。すがすがしく甘美で高貴な感じ。

地獄のほうは、ムスクなどの甘めで温かみのある香り。乳香も入っていそう。
Infernoのほうが好みかもしれません、まだ寒いせいかもしれませんが・・・なので、調合するときは1:2くらいにするつもりです。
春先の陽には、パラディーゾの香りが合いそうです。


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ダンテのコムーネ的気質よりも、コスモポリタン的人間性に惹かれます。

「私はどこの空の下でも生きられないでしょうか」と、ブルクハルトも引用しているが、ルネサンス的ユマニスムとは、こういった人間性と自律・自立に拠っていると私は思うのです。


カラバッジオが今回よく見えた。
目の光のリアリズムに息を呑む。劇的で絵画的でありながら、実存感に満ちている。人の呼吸を感じる。キアロスクーロ(明暗法)の中に、それが息づいている絵画である。

グエルチーノの「放蕩息子の帰還」もすばらしい。
他のグエルチーノ作品もみたくなる。
ガラスを通して外界の光が描かれ、ドラマ性はカラバッジオの影響があるが、次の時代の絵画への橋渡しをしているような絵画だと思う。
近くによると、光が反射してしまい、いつもながら都美術の展示方法はあまり満足とはいえないのが難点。サヴォルドとギルランダイオの作品も改めてよかった。

やはりフィレンツェとローマは美術・建築・彫刻好きには見果てることがないと改めて思う。

2月21日(日)まで東京国立博物館で行われていた、土偶展。
最終日の2/21に行ってきました。特別展示室で行われたので、入場規制があり、私が行ったときには20分待ちでした。


土偶は豊穣(子孫繁栄含む)、地母神の日本的解釈なのでしょう。
しかし先史以前の事柄は、およそ推測するしかない。
私も含む東博の考古展示が好きな方は興味深いと思います、それらが現存していることに対しても。

逆に考えると物質から脱することが使命のような現代は何かその当時の祖先たちに似た何か,,,を残すのでしょうか。

理念やスタイル、文化を物(物質)に落とし込むというのは、それほどたやすいことではないようにも思えます。
アミニズムの原点を好き嫌い問わず、知る展示だったと思います。

Bunkamura ル・シネマにて、2/26(金)まで「ベジャール そしてバレエは続く」の再上映が決定したそうです。1週間という短期間ですが、年末年始のスケジュール調整ができずに観られなかった方、もう一度みたいという方はぜひこの機会に脚を運ばれてください。

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私もこの映画は、2回見に行きました。
2回目に新たに発見するところも多く、できればもう一度見に行きたいと思う映画です。

ところで「パリ・オペラ座2010年来日公演」では、ヌレエフ版「シンデレラ」に行こうかと思っています。理由は、マリアニエス・ジローとカール・パケットが見たいから!でしょうか・・・特にカール・パケットはもっと早くエトワールになってもいいかと思っていたダンサーだけに(演じる力、存在感も卓越している)楽しみです。ヌレエフ版「白鳥の湖」の家庭教師、ヌレエフ版「ドン・キホーテ」のジプシーなど、どれも魅力ですが、舞台でみられるのを楽しみにしています。どちらかというと、娘のほうがカール・パケットファンのようです。
ヤン・ブリダールが来日できなくなったのが残念。ドロテ・ジルベールを見られるのも今回の楽しみです。キャスト変更になりませんように・・・・

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駐日英国大使館より、映画「17歳の肖像」と試写会招待についてのご連絡を頂いたので記事にUPします。

以下はご案内からの引用を含みます**


年度アカデミー賞 主要3部門ノミネート!「作品賞・主演女優賞・脚色賞」
本年度BAFTA 8部門ノミネート!
ロネ・シャルフィグ監督作品

「17歳の肖像」

本年度アカデミー賞、作品賞・主演女優賞・脚色賞の3部門、BAFTA8部門にノミネートされている、
ロネ・シャルフィグ監督作品のイギリス映画 「17歳の肖像」の試写会に15組30名様をご招待いたします。

☆ストーリー☆
1961年、ロンドン。16歳のジェニー(キャリー・マリガン)はオックスフォードの大学を目指す優等生。
しかし、ある雨の日に通りが買った、2倍も歳の離れた魅力的な大人の男性と恋に落ち、
彼女は大人の刺激的な世界を体験していく−−。

オフィシャルサイト <http://www.17-sai.jp/>

キャスト
キャリー・マリガン、ピーター・サースガード、アルフレッド・モリーナ、ロザムンド・バイク、オリヴァ・ウィリアムズ、ドミニク・クーバー


2010年4月17日よりTOHOシネマズ シャンテ ほか順次ロードショー

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3月末の試写会に参加した際にはまた記事を書きたいと思います。
「The Age of Stupid」の再上映日程、自主上映についてもまた追記できればと思います。

私は、朝は毎日紅茶(ミルクティ)をいれて飲むのが日課だったのですが、ここ数日は、カフェインがとれません。ハーブティばかり飲んでいます。

なるべく、ハーブなど内側から暖めたり、自然治癒力で冬から年度末をのりきりたいところです・・・ !!仕事の締切が来週かたまっていたり、土曜の仕事も集中力が必要なので、維持していきたいところです。

ハーブティ、ハーブコーディアルを普段から愛用してますが、Zさんから英国うまれのパッチフラワー・レメディを紹介してもらい、プレゼントしていただきました。

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リーフレットによると1936年、エドワード・バッチ博士は、オクスフォード郊外にあるコテージで、人生最後の2年間をすごしながら、パッチフラワーを完成させたということです。1936年に英国で誕生し、英国大使館の推薦もうけています。英国では5000店舗で取り扱われているとのこと。
学校の試験期間中のストレス対策などにも学生たちが愛用しているようです、私にもあいそうです。(駐日英国大使館商務部 マシュー・ルース氏の推薦文より)

ハーブティと一緒に、レスキュー・パステルというタブレットを頂きました。
年度末や仕事の締め切りなどにはいつもプレッシャーをうけるので、利用していいたいです。タブレットは、肝油ドロップ(笑)のような感じもして、味も美味しいです。クリームは動物性油脂をふくまないで安心して使えるようです。

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記事に少々書きましたが、2/7(日)の石鍋真澄先生による「特別記念講演」(東京都美術館)に参加しました。大変貴重な講演でした。

いろいろとノートにメモをとりながら2時間を越える講演を聴くことができました。

これから美術展へいかれる方も多いと思いますので(2/25にTVで紹介番組が放送されるとのこと)石鍋先生による「おすすめ10点」を掲載しておきたいと思います。

1. ソドマのレダ
2. ヴェロネーゼ 「魚に説教する聖アントニオ」珍しい主題である
3. ブレシャーニ 「ヴィナースとふたりのキューピッド(クピド)」
4. サヴォルド  「若者の肖像」・・聖人像か?
5.バッサーノ   「春」
6. ヤコボ・ズッキ 「アメリカ大陸の寓意」
7.ティバルディ   「幼児礼拝」
8. プルツォーネ  「聖ヨハネと聖アンナのいる聖家族」
9. グレルチーノ
10. アンドレア・ザッキ


参考にしながら、講演後閉館まで見て回りました。
わたしが魅かれた作品は、サヴォルドの「若者の肖像」とグエルチーノの作品です。バロックからリアリズムへの静かな転換を感じるような・・絵画でした。
またやはりカラヴァッジォは、絵画的でありながらこの実存感覚はすごいものがあります。目の描き方が・・・ここまで描かれたものに生命を与えるのだろうか?

イタリア・バロックについては、若桑みどり先生の著作もお勧めです。私は、イタリア・バロックについては遠山公一先生の授業でベルニーニとカラヴァッジョ、カラヴァッジオ派について学んだことがありますが、イタリアバロックの作品が見られる貴重な機会だと思います。
講演では、支倉常長の肖像が、一般公開されていない場所にかけられていることも触れられ、ぜひ会場にいかれた方は、じっくりと見てみてほしいと思います。

会期中できればもう一度脚を運びたい展示です。

五反田である娘のお友達の発表会へ。
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途中、表参道のフェアリーへ立ち寄り、プレゼントを購入。レッスンウェアが多少セールになっていたので、ついでに購入。ウェア・モアが多くあるのでフェアリーによく立ち寄ります。表参道がすきなのですね。渋谷タワーレコード、スパイラル・マーケットなどと一緒にたちよります。

17:10までのステージを拝見しました。最後まで見られてよかったです。
この日は娘のリハーサルもあったので、早足で駅まで移動・・・18:00からのリハーサルに参加。最寄駅から会場ホールまでは走ってもらいました。

2/12(金)新宿バルト9で行われた、トークイベント付き特別上映会に出席。駐日英国大使館からのご招待でした。

マスメディアの多くは、鳩山首相と日本政府が英国政府につづき、25%の削減をおこなうと発表したとき、経済効果の単一的価値観と思考が支配的で、おおくは好意的は反応でなかったのを思い出す。
英国政府は34%の削減を発表している。

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これはもっと、広い視点で多くの人に知られるべき問題なのだが、コメルス(商業化)されすぎたメディアでは、正しく伝えられないのだろうか?
私たちは、単一的思考のグローバルではなく、本当の意味でのグローバルな視点を、地域性、多様性とともに模索しなくてはならない。



映画はすべて、小形式のドキュメンタリーで構成されている。地球温暖化を、社会・経済・自然科学・環境・資源問題、貧困問題のトータルな現代の諸問題について扱っている密度の濃い映画でした。環境システムや地球循環システム、国際政治的な諸問題について、たとえばイラク戦争の背景や、市場単一的思考の弊害などは知っているつもりでした。しかし映画ではさらに、マスメディアが伝えることができていない、問題を人々と実際の言動の記録としてみせてくれる。

モン・ブランの氷河はこの50年で150メートルも溶けてしまった。1955年からガイドをしているフランスの男性が語る言葉と映し出される映像はとても衝撃的だった。今年1年で7メートルもさらに溶けているという。
季節が冬と夏の二つしかない・・・しらない間になくなっている・・・

ナイジェリアの現状、・・・石油会社は、利益の13%をその国や地域に還元しなければならない。しかし現状では、シェル社が提供するはずだった学校や医療施設は、完成せず、放置されたままである。環境は悪化する。漁業は昔のようにはできない。衝撃的だった。義務を放棄するときの理論は例によって「テロリストが潜伏しているため」「正義のための殲滅」である・・・焼かれた村の被害者たちのことば、水の汚染。こうした、近代の病理は、現代においてさらに、隠蔽され、人々の目には届かない状況になっている。
石油の発掘が始まると、その国や地域の環境・教育・医療の水準はさらに劣悪になるという指摘がつよく印象に残る。

産業革命以前から比較して、2度の上昇までに抑えなければならない。
これが、持続可能なシステムとしての、基準値であり最大値であるという。

この映画では、これからインフラ・近代的な生活をする地域や人々を抑圧している視線で作られていない。アメリカ、ヨーロッパ、日本、オーストラリアなどの国、経済の「テイクオフ」を果たしている国が、消費主義を自制し、今成長しようとしている国のために、より省エネルギーなシステムや個人の生活をすこしずつ変えなくてはならない。
大量消費、大量所有ではなく、「足ることを知ること」、大切なのは認識と、日常の行動なのです。


上映会の後、30分にわたって、トークイベントが行われました。
英国公使フィトン氏が語られていたことばが印象的だった。
全部は無理でも、すこしずつできることを・・・・持続すること。
この映画をみて、知らなかったことに対して恥じた、私も同じ気持ちで前編をみたので、とても印象にのこっている。
私も、こうした問題には、知るとかならずペシミスティックな感情にとらわれて何をしてもだめなのではないかという気持ちになる人に対して、おなじ気持ちになるので、とても印象深かった。
「知る」ことは認識をかえてくれる。
そして、ペシミスティックな感情に流されずに、実践すること。
私もすこしずつ、またできることを考えみたくなった。

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英国では今年1年に10%の削減を行おうとしている。
英国大使館でも自転車を10台購入して、車のかわりに使っているという。

自分が行っている行動が、他の人や生物、環境にどのように影響してしまうのか、それについての思索は「他者性」として、私はこの数年、そのことを考えている。これは、理系と人文科学共通の問題であると思う。

中学生、小学生、高校生など多くの人に見てもらいたい。
また彼らの親たちも見て欲しい。

石油会社は、政府と同盟を組んでいるのではない、彼ら自身が「政府」になっているのだ、、この明解なメッセージと、消費者主義の警告。
社会学の分野、地球環境システムの分野のかたにもぜひみてもらいたい映画である。

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追記はまた書きたいと思います。
終了後のレセプションでは、多くの方とこの話題を語ることができました。英国大使館広報部で昨年のUK-JAPAN2008の閉幕式でもご挨拶できたS様、トークイベントでも話されていたブリティッシュ・カウンシル「気候リーダー」の小長谷氏(筑波大大学院)、映画関係者の方、メディア・出版関係の方、ロイヤル・オペラ関連のお話などでき、とても有意義で貴重な時間でした。ありがとう御座います。やはり、個人が、実際に共有できる場、それが「公」(public)の重要性ではないでしょうか。大変貴重な時間でした。

I think that the global warming problem it is nesessary for each parson to practice what I can do.

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自主上映会についてはまた追記します。

東京文化会館のサービスは相変わらず悪い。
小学生を公演につれていくとき、新国立劇場では、補助シートを貸してくれる。
東京文化はそういったサービスを行わないし、NBSでも、たとえばマザーズなどの託児サービスを連携させたりはしない。舞台芸術が好きな夫婦がいることなどまったく念頭にもないのだろう、とおもう。都響などではマザーズと連携しているので、コンサートにいくことができる。

いつもバレエを見る知人・友人と話していて共通の意見は、NBSはその公演に本当に行きたくて、正規の料金を支払った観客にたいして礼を失するような、公演前のチケット投売りや割引をやめるべきである。
以前英国ロイヤルバレエをみにいったとき、周囲に、接待でチケットをもらったと思わしき、家族連れがが多く、劇場や公の場のマナーがまったくないという振る舞いで、楽しみしていた公演がまったく、楽しめなかった。

なぜ日本は、こうした芸術鑑賞の場を、接待に転化してしまうのだろう?
それは、文化度の低さと、市民層の不完全形成という部分に結びついているように思う。

選べない席のチケットを買うことになり、座席の配置もわるい分、東京文化でのバレエ鑑賞は、問題がある。それを改善しようというホスピタリティがない。
チケットの販売に関しても、対応がいつも悪いとこれもまた、舞台芸術好きの間でももっぱらの話題である。そういうことを認識しているのだろうか?

Bunkamuraオーチャードホールや、チケットメイトでの丁寧な対応とはまったく異なる。東京文化やNBSは、人から料金をとって、公演するということの意味がわかっていない部分があるのではないか。つまり、観客がいなければ本来の意味での「舞台芸術」は成り立たない。そこはいかなる批評にも開かれているべき場であり、それなしには、芸術の自立・自律性はけっして、確立されることはないからである。

「・・・・あらゆる時代において、人間性に与する人々に定められた運命の何と悲惨なことか! 無視され、疑われ、周りにいるのは勇気も公平無私な信念も本気にすることのできぬ人間ばかり、抑圧者たちが最も力ある立場にあれば憤慨に駆られ、また彼らが犠牲者となれば憐れみの情につきまとわれることの繰り返しである。

そうして彼らは、ときに狂暴、ときに退廃的な時代のさなかにあって、あらゆる党派から標的と狙われ孤独に地上を彷徨ってきたのだった。(略)

光は迫害のごとく疲れをしらぬであろう。真理は広まり、すべての理性が集結し、すべての希望が蘇り、誰もが働き、誰もが奉仕し、誰もが準備を調えるーーーかくあらんことを」 BENJAMIN CONSTANT.

『征服の精神と簒奪』の翻訳が書籍となることを願っています。
コンスタンは『アドルフ』の作者以上に、思索として読み解くべきテキストを多く残している。近代の病理は、そのまま現代の病理としてさらに拡大している時代が2000年代以降で、この10年はおそらく実践が必要になる。実践のためには、理論が必要になる。

・・・200年間に、ほぼ誰からも無視され正統な評価をあたえられなかったバンジャマン・コンスタンは、現代ようやく「再生」して声となって届くように思う。・・・時代に沿っている・迎合していることが良いとはいえない私にとっては、こういう言説が死後200年たって読まれるようになることが「本当」なのだと思う・・・

駐日英国大使館よりご連絡をいただき、特別上映会に参加することになりました。私には、常に自分の位置を確認することが必要なのだと思っています、私が歴史的観点と実践理論の模索に興味があるからかもしれません。
我々の世紀−−−つねに何か創造性・クリエイティブとは認識から始まると思っています、自分の地表を確認すること、他者との関係とともにあるものだと思っています。

以下は頂いた案内からの引用です。***


「The Age of Stupid」

トークイベント付き特別上映会 ご招待のご案内

なぜ、人類はもっと早くに手を打たなかったのか?

「MCLIBEL」、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞作「ブラックセプテンバー/五輪テロの真実」の監督が送る、地球温暖化を扱った大作。

現代でもっとも重要な映画との評判を得る、フラニー・アームストロング監督の「The Age of Stupid」。

イギリスの個性派俳優ピート・ポスルスウェイト演じる“地球最後の男”が、2055年の荒廃した未来から2008年の6本の映像アーカイブを眺め、「なぜチャンスのあるうちに自分たちを救おうとしなかったのか?」と嘆き、地球温暖化防止を訴える。インドで貧困撲滅活動をする青年やイラク戦争で家を失ったヨルダンの姉妹、イギリスで風力発電の開発をする男性などをテーマにした6本のドキュメンタリーやドラマ、アニメなどで意欲的に構成されている。


2009年9/21-22に40以上の国で世界同時プレミアム上映が実施され、大きな反響を呼び、日本でも9月22日(火・休)、新宿バルト9にてプレミアム上映が実施された。

その後、日本での再上映要望の声を多く受け、この度3月より全国TJOY系劇場にて順次公開が決定致しました。

■ 「The Age of Stupid」トークイベント付き特別上映会
日付:2010年2月12日(金) 本編上映+トークイベント+レセプション)


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私たちが地上にいる間、できることも時間も有限です。
だからこそ何が必要か、どうするべきなのか、それは常に私の思うことでもあります。

Kさんのお誘いでトルコ料理:ヒラルに行きました。ランチに以前行ったことがありますので2回目。ほうれん草の包み焼きや前菜盛り合わせが美味しいです、沢山たべてしまいました!黒ビールのエフェス、初めて飲んだのですが、すごく美味しいです。

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オーナーのハリッドさん夫妻がお店をきりもりしてます。前にいったのを覚えていてくれて、息子さんの写真もみせてくれました、日本で漢字を読めるようになるといいですね、なんて話してました。ハリッドさんはもう16年日本にいらっしゃるとのことです。私もいつか、、トルコに旅行したい。Kさんはトルコに留学されていたり、友人のSさんのご家族はトルコ大使館でトルコでお仕事をされているようです。私は、トルコに関しては坂本勉先生から色々と教えていただきました。

チャイとデザートをサービスしていただきました。
渋谷で公演や美術館やタワーレコード、チャコットに用事があるときには、またぜひ食べにいきたいです。

ギリシア語(現代)がスラブ系アルファベットと共通点があるように想いますが、トルコ語はドイツ語的な表記と子音がおおい言語のような気がします、間違っていたらすみません。詳しい方に対してもうしわけないですが、言語の多様性と固有性はやはり面白い。料理も然りです。

後日記入ですが追記しました。

Rineryさんから「マトリョーシカ展」のご案内が来ました。吉祥寺にて2月17日から。
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Heyselさんから、英国のお土産でウォーターハウスのカードを頂きました。
ありがとう御座います!
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2/7(日)の14:00より東京都美術館講堂で行われた「ボルゲーゼ展記念講演」(石鍋真澄先生)に参加しました。整理番号12番でした。12時に会場につき、13時から整理券を配布、13時開場でした。大変盛況で、定員240名満席、かつ補助席をあわせて300名の人が参加されたようです。
私も昨年冬にフィレンツェを訪れた記憶は新しいのですが、石鍋先生のお話ではシエナも雪がふり、誰もいないカンポ広場の光景を見たとのこと。美術史では、カラバッジオ、ラファエロ、支倉常長、バロック美術の建築・美術・装飾とパトロネージについて聞くことができました。また改めて記事にしたいと思います。

「マラーホフの贈り物2010」のプログラム内容・リーフレットがNBSから送られてきました。

今回演目に入っている「カラバッジオ」と「四季」はとても見たい演目です。
ベルリンで、新作をつくっているという記事をダンスマガジンで随分前に読んでから、見られる機会はあるのかどうか、と思っていた演目です。

また今回は、私が好きなルネサンス-バロックの音楽、クラウディオ・モンテヴェルディの音楽が使用されるようでそちらも気になります。
クラウディオ・モンテヴェルディのCDは、タワーレコード本店のクラシックコーナーで視聴もできると思います。ルネサンス期からモンテヴェルディまでの音楽がいちばん好きな音楽かもしれません。(UK-ロック的なものはまた別の意味で好きなのですが)
私が持っているCDは、ブックレットとジャケットがフィリピーノ・リッピの絵画が使われています。フィリピーノは、フィリッポ・リッピの息子で、ボッティチェリの弟子でもあります。そしてボッティチェッリは、フィリッポの弟子でした。フィリピーノは、ボッティチェリの顔をフレスコ画に書き込んでいますが、そこに尊敬と憧憬の念を感じます。
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ヴァザーリ「芸術家列伝」の英語版の表紙にもなっている、フィリピーノが描いた師サンドロ・ボッティチェリ。

さて、色々な憶測、センセーショナルな面ももつ、画家カラバッジョですが、憶測、億説(ドグサ)よりも、やはり彼のいた環境や時代を史学的に書いたものにひかれます。石鍋真澄先生の「カラバッジオ」の本は、図書館の美術史書庫で読んだのがきっかけですが、ボルゲーゼ展もあり、改めて買いなおしました。

私たちはあらゆる億説からまずは一歩身をひいて、対象に迫ることが必要なのだと考えることが多いです。


少々時間がたってしまったのですが、りねさんから「マトリョーシカ展」の案内ハガキをいただきました。
またHeyselさんから、ウォーターハウスのカードを送っていただきました。
Aさんから九州のお土産を送っていただきました。
また別の記事に書きたいと思います。


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夏目漱石の『行人』(1913)には人間の不安について述べられている箇所がある。

兄にあたる漱石は、人間、近代以降の人間の不安について述べている。近代の人間の不安とは”生きるか死ぬかの不安”ではない、”生きるか生きるかの不安”である。

「人間の不安は科学の発展から来る。進んで止まる事を知らない科学は、かつて我々に止まる事を許してくれたことがない。(略)どこまでいっても休ませてくれない。どこまで伴われていかれるかわからない。実に恐ろしい」

「そりゃ恐ろしい」と答える”私”に、さらに答える。

「君の恐ろしいというのは、恐ろしいという言葉を使って差し支えないという意味だろう。実際おそろしいんじゃないんだろう。つまり頭の恐ろしさに過ぎないんだろう。僕のは違う。僕のは、心臓の恐ろしさだ。」


1913年の『行人』 1911年の講演『現代日本の開花』では、現代のまで続く問題が提示されている。そして「断片」という日記には現在はさらに拡大しているニューエコノミー的な価値観と単一的支配構造が指摘されているように思う。
先日、川村晃生先生のお話を直接聞く機会があった。
漱石は高校生のころ、進められて柄谷公人の「漱石試論」と後期3部作といわれる作品と夢十夜をよく読んだ。改めて「行人」の主題について考えさせられる。

善や美を感じなくなる人の風化によって、風景や自然が風化していく。

「自然」のよさ、とは何かということについては、また別の問いがあるのだが、私には、漱石が気がつき、書き記したパラドックスはますます深くなり、しかも透明になり、「当たり前」「何も感じない」という自明さへと浸透していくように思う。


環境問題はともするとほとんど楽観主義と商業主義に転化させられてしまう。

現在問題になっている、八つ場ダムには、牧水がその風景をたたえた「吾妻渓谷」が「ダムに沈む」という問題で反対されているのだが、メディアはそういう理由を取り上げない。数字と金銭にまつわるものしか、情報価値はないとでもいう報道内容になっているという指摘が上村先生からあった。またダムをつくることは単に公共事業と予算の問題ではない。環境システムから考えると、山から海へ海から陸へという循環自体が断ち切られてしまうという指摘も、ほとんど話題にならない。・・・

なぜ必要か、という説明には商業的な価値観を、なぜ必要ではないのかという理由にも、「無駄使い」が理由に挙げられるが、そもそももっとも「無駄」に費やされている税・予算のことはあまり問われずにいるようにも感じる。

進歩主義、科学主義、功利主義、機能主義を、超えなくてはならない。
理想論というものはなく、現実の認識の先に、ようやく見えてくるあるべきビジョン、「ライトプレイス」という場所と方法を模索しなければならない。
・・・・
「心臓の恐ろしさ」を実感した漱石は1910年に吐血する。

この心臓の恐ろしさ、に共感してしまうのは、やはり私が東京圏・と江戸時代の価値観をすくなからず継承しているからだろうか?
ちなみに、小林秀雄もそうらしいのだが、「モダン東京人」(「東京人の水脈」参照)という江戸の価値観をもちながら、近代の価値観も知ってしまった人は、えてして東京に起きている「発展」が「破壊」にみえてしまう。しかしこれは単に個人的な感傷ではない・・やはり、1910年代から続いている問題なのだと、私は思っている。




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