1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

January 2008

アンカー展へ。内覧会へ行かれた方にお話を伺ったときから早く行きたいと思っていた展示です。ラ・トゥール以来?大規模な回顧展+初めて紹介されるという展示も増えたように思えます。とても良い傾向だと思うのですけれども。
写実主義(北方)+フランス絵画、プッサン(素描派)とベネチア派(色彩のやわらかさ)両方持ち合わせている絵だな、と思って見ていたのですが、年譜をみると、やはりプッサンに傾倒して、4回ほどイタリアに行き、フィレンツェでは模写をしていたらしいのでおそらく17世紀絵画の流れのよい部分+作風が確立した最後の画家なのではないでしょうか。古典主義的な絵画も良かったですし、静物画としても興味深く、「子供の発見」(アリエス派的に言うところの)的な子供時代の特質と眼差しの美術史上の集大成といえる絵画だったようにも思えます。

フィニ(筆跡を残さない仕上げ)がされている絵画ですし。
なおかつ描かれた人物がすべて視線をこちら(観る側)に向けていないから無意識+静的で。写実的かつ絵画的理想化も入っているから観る者に本当みたいだけど夢のようと思わせるのでしょう。
割と絵画好きいうよりも絵を描くのが好き、という感じの人が多く観に来ていたような気がします。

bunkamuraのドゥ・マゴでは毎回企画展にあわせた料理が提案されていますが、ポレンタが添えられておいしかった。しかし、ドゥ・マゴのピッチャーでサーブされるカフェ・オレは美味しいですね。

一時期日記を分散させていて、いくつかこちらにインポートさせていこうと思います。奈良日記やコーネリアスライブなどについても。

4
23日に初回を見た後、再び見に行ってしまいました。
ナショナルトレジャー1は劇場版ではみられなくてDVDは何度もみてしまっています。
台詞がウィットに富んでいて、英語の言い回しもシンプルながら味がある、役者がうまいし、台詞が楽しいですし、実際の建造物や街並みなど観られるのもよいですが設定に惹かれます。テーマが歴史、フリーメイソン、隠蔽、現在と過去の繋がり、脇役もよいですし、ベン・ゲイツが独立宣言書に「今は失われた表現だ」「力をただせるものはそうする必要がある」というような現在の(私利私欲が原動力)のような価値観とはずれた「本来性への回帰」のような部分にポイントが設定されているのが楽しいと思います。エンターテイメントとして楽しめるし、歴史ミステリー的、思想なおどもミックスされているバランス。

魔笛にはフリーメイソンの儀式としての火の試練、水の試練がありますが、二回目みたあとに、次ぎは火のアクションかな、火山でも入るのかな。とか思いました。
それにしてもマヤ・アステカ・・・ディズニーシーのインディ〜を改装してそのうちナショトレになりそうな予感と思ってしまいましたよ。
ちなみにウォルト・ディズニーもフリーメイソンですしね。

今回大統領の誘拐場面はこんなに話がさくっと進んでよいものか、と思いましたが、合衆国大統領はかくありき、のような部分、この部分が今回の「今は失われた表現だ
」の部分ですね・・・大統領選もあることですし、そういう人になって貰わないとこまりますね・・こういう部分に、アメリカのソフトパワー(みえない力)を感じてしました。

3もニコラス・ケイジは意欲があるとのことなので今からぜひそうなってほしいものです。失われた文明はしかし現在もなにかしらの印・徴となって、残っている。
そして起源は隠蔽される。そういう部分が感じられ、演じている人自身も、その価値観や認識をすくなからず実感として抱きながら演じているから惹かれるのだと今回も思いました。

天才歴史学者というキャッチコピーは日本だけなのかな?
どちらかというとマスター・キートンのような、すごそうにあまり見えないけどスペシャリスト(海軍、マサチューセッツ工科大、そして歴史学者)のような部分が出てもいいかと思う。そして歴史という過去のテーマに、ライリーのハッキングという組み合わせは絶対必要ですよね。そこがいいんだ。

それに、娯楽的という人も多いけど、無駄な人死や残虐なシーンがないのもこのシリーズのよいところです。パイレーツが途中から人死にが多くなったのでそういう路線になったらヤダなと思っていたのですがそうでなくて安心しました。
監督のコメントをよむととても興味深いです。
このままのスタンスで次作をつくってくれたらよいです。
とにかく数年来次回作を待っていた映画なので観られてよかった。。。
大統領の本のレプリカっぽいブックカバー(グッズ)やライリーの本のデザインのノート、とかあったら買いたいのに。



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