都響のプロムナードコンサートに行ってきました。
サントリーが改装中なので久々に東京芸術劇場(いけぶくろ)へ。

金聖響さんはデモニッシュ・ディオニュソス的な音楽性と颯爽としてる指揮振りで数年前からファンなんですが(おっかけとかではなくて普通に音楽性が好きなんです、念のため)この日もとても繊細さと大胆さが同居していて久々にオケのコンサートで満足できました。前回は3月に行ったのですが満足できずすぐに消えてしまった・・・

矢部さんのヴァイオリンも良かったです。
もう少し良い席をとればよかったなぁと思いつつ。
(姫も一緒に、都響はジュニア割引が半額なので助かる)

ブラームスの「ヴァイオリンとチェロのための協奏曲」
たまたま昨日はヨアヒムの特集をしていてTVでこの曲やらヨアヒムとブラームスの関係などやってました。たまたまじゃないのかもしれませんが。
和解のコンチェルトというよりも、平行線でも元に戻れなくても対話は続けたいというブラームスの気持ちが出てると思うのですが・・・小気味よい不協和音。

圧巻はチャイコフスキーの5番。
都響も聖響さんとの演奏会を待ってましたというような一体感でした。

音楽は眼に見えないものですが、テキストを読むように聖響さんがスコアを読んでいるといつも思う。
スコアの♪の繋がりを通してみえないものを現前させる力、それがあるかないかで随分ときこえる世界が違ってくる。

何でもいいのですが、自己主張的な表現はもういいよ、と言いたくなるという事もあり・・・。

前日は朝8時から夜までずっと仕事だったのですが行けて良かったです。

バッハのアリアがアンコールだったのはロストロポーイッチ氏の追悼の意味もあるのだろうと。とても良い演奏でした。拍手が早すぎて残念。
もっと余韻を大事にして聴きたい。