1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

August 2005

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5aa278f1.jpg聖響さんの「5番」買いました。
本当は7番&2番を聞きたかったんですが、5番は初回特典のリハーサル映像のDVDが付いているので。

ラトルがベルリンでやった5番のような演奏です。早い。でも丁寧な解釈だと思います。
音楽の持つ躍動感がそこにあります。
「この曲はずっと叫んでるはるでしょ。ベートヴェンといういう人は、こんな曲を書いて同じ人間とは思えない。音楽をやりながら聴覚を失って・・・」とリハーサル特典映像で喋ってましたが。
自分がスコアの中の世界に入っていく、自分の解釈に作品に引き寄せるのではなく、クラシックを形式ととらえて演奏する指揮者もいますが、、私は逆の立場で演奏されているオケや指揮者にぐっときます。
あー、もうこのさい、この人のゴルフ好きという冷める点はあれどもやっぱりファンです。金沢で仕事が多いけどまた東京でも振ってくれないかなー・・・

金聖響さんの指揮と音楽解釈は好きです。今まで2回サントリーに聴きに行っていますが・・どれも素晴らしい。
この方が尊敬してるのが小澤さんやフルトヴェンルラーというのもうなずける話です。アンコールでやったブラームスのハンガリー舞曲1番のうねり・・ぞわぞわします、もう一度聞きたい。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲2番、これも素晴らしい、ギムシャハム氏のヴァイオリン(ストラヴィヴァリ)の鳴りといったら!印象に残ってる演奏会に聖響さんの音楽は入りますね。

普通のクラシックと違って、ブックレットにアンサンブル金沢(オケ)の全ての奏者がクレジットされているのがまた。
「全員、名前を載せるべきですよ、これは現場の記録だから」
こういうスタンスも好きです。

4
東京バレエ団の「眠り」パリ・オペラ座のエトワール、マチューが出演。
という事で行ってきました。
マチューを観るのは、2月の東バ「ラ・シルフィード」に続き2回目です。

前回のシルフィード(斉藤さん)がどうしても踊りも演技も苦手で、マチューと井脇さんのエフィーは良かったものの、コールドも足音が気になってロマンチックバレエなのに重々しくて・・とあまり期待をしてはいなかったのですが・・・

良かったです!美術や衣装は・・・・・ですが、踊りに関して、そしてステージ上の情熱というのか集中力や気の配り方など見えない所までも伝わってきた公演でした。
マチューのデジレ王子は3幕まで出てきません・・からどうなるかと思っていましたが、見ごたえある踊りでした。演奏も良かったです。ソトニコフの指揮も得意な演目なんでしょうか。

特に、宝石の精ではダイヤの精を踊られた長谷川さんの踊りに引きこまれました。
歯切れ良く、踊りの形が長く美しく続いて、一つ一つの踊りが映えるのに流れを止めないものがありました。

4人の王子では木村さんと野辺さんが良かったです。
この辺りで買う予定の無かったパンフレットで配役のダンサーさんたちを確かめたくなり、一幕の終わりにパンフを買いに走りました。

またカラボスを踊られた奈良さんは演技、悪役の迫力がとても決まっていました。
また観たい!!カラボスでした。会場からもブラボーが沢山でていましたが、満足できるカラボスでした。カラボスの従者の方の踊りも良かった。舞台が引き締まりますね。

上野水香さんを生で見るのは初めてで・・・技術が高いのは解るのですが、止まる時が美しさを残していないように見えました。私感にすぎませんけれども、アティチュードの脚の角度がちょっと内側すぎるような・・・バランスの問題なのでしょうか。
2幕の衣装があまり良いデザインでないのが残念ですね。

小出さんのオーロラを観たかったのですけれど、なんと小出さんはフロリナ王女を踊られたので観ることができました!!表情が自然で、踊りも惹かれます。
今度、小出さんが主役やソロをやる時はぜひ見に行きたいです。

マチューは、相変わらず雰囲気やたたづまいが飛び抜けてますね。
衣装といい、髪に結んだリボンといい、、お貴族様っぽかったです。フェルゼン伯爵の若い時みたいな容姿でした。
血筋が・・・という存在感。演技を超えての。跳躍などは確かに怪我の影響か高さはそれほどでもなかったように思います。マチューがもっと踊る演目で来て貰いたいものです。
ルグリの回も髪にリボンをつけてたんでしょう〜か。。。
それにしても舞台芸術はちょっと写真使い回し過ぎる気がします。
写真といえばマチューは笑顔やほほえみはカルフーニの面影がありますね。
そしてシリアスな雰囲気(イワン雷帝)だと、お父さんのデニス・ガニオにそっくり!!デニス・ガニオファンなのです。

満足のいく公演でしたが、気になった所といえば。
一幕オーロラが眠っている筈のゆりかごの扱いは、まるっきり空っぽの籠を運んでますよーという雰囲気でいきなり幻滅しました。
待ちに待った御姫様のはず、そして赤ちゃんのオーロラが眠っているゆりかごなのに軽々と荷物を運ぶような演技で興ざめでした。これで演技指導が入ってるのかというような、驚きました。雑で。

あと美術、あまりにも子供だましな背景で残念です。
はりぼてどころか3流遊園地みたいな、ネコ?などの絵。ディズニーの眠りだって中世を強く意識してますよ?今時これはないのでは、と。

踊りは満足、ですが、舞台芸術としては平均点以下という感じでした。
これではダンサーの方が可愛そうです。
長靴をはいた猫の衣装もあきらかに、色づかいやデザインが浮いていました。
もっと人間に近づけてしまってよいと思うのですよ。
一緒に行った娘(6歳)は喜んでいましたけども。あれはダンサーがかわいそう。

bc6f257a.jpgキッチンはホライゾン(北米製)のキャビネットでオーダーしました。
EMHでは以前からホライゾンだったはずですが、今は国産(ヤマハ等)を使う方も多いとか。ショールムにも行きましたがどうしても質感と値段に納得がいきません。

オークの無垢のキャビネットはオーダーの家具そのものの存在感で、ダイニングとの一体感も満足です!

基本はL型キッチンで、アイランドカウンターをオーダーしました。
アイランドはカウンターの下にワインラックを設えて、両サイドをオープンの棚に。
リキュールや沢山ある紅茶(マリアージュフレールの紅茶が趣味)を並べたり、写真を飾ったりしています。
アイランドカウンターは予算の上でも迷いましたが作って本当に良かったです。
しかし、このオーダーメイドのキッチンは、何せショールームもなかれば、サンプルもないので、カタログとEMHのデザイナー設計担当の方(お世話になりました)と3回×5時間くらいに渡って相談しながら決めた所です。駒沢の展示場でメジャーを使って決めるのです!大変だった。ガラスの扉を使った施工例もなく、うちはかなりチャレンジしたほうだと自負しています(苦笑)
仕事の後や休みの後など、くびっぴきでカタログ(キッチンは組み合わせなのでパーツのイラストが書いてあるカタログです・・)みて考え抜きました。
その甲斐あって、不満な点はほとんどありません。

輸入住宅では、窓やドア、キッチンやフローリングを工事の前のかなり早い段階でアメリカに発注をかけます。キャンセルなどが発生すると追加に注文しなければなりませんし、その分費用もかかり、工事もおくれます。そういった事に施主は責任を負うことになります。メーカーではその旨の注意などはしてくれますし、希望にあうように念入りに打ち合わせをしてくれたと思います。
ただ、キッチンの総額が途中で概算でも不明だったので困ったことではありました。
予算がつかめずに途方にくれた事もありました。
苦労した甲斐あって、納得のいくものができたのは嬉しいですが、苦労もひとしおです(笑)

ワインラックの他にはワイングラスをお店のように下げて収納できるグラスホルダーも設置しましたがこれは本当に嬉しいことです!
ラックやホルダーなど、あまり実際につくる人はいないらしく、キッチン工事を担当してくれた職人さんもいいですねーと言ってくれました。

あと引き出しも使いやすく、食器のほどんどを吊り戸ではなく、引き出しにしまっています。プレート類はプレートスタンドに立てて収納してます。

キッチンの横に、小スペースながらパントリーとカウンターを作ったので、湯沸かしポットや食材の買い置きなどはそこに収納できるのが重宝です。オープン、セミオープンのキッチンならパントリー・納戸はかならずあるほうがいいと思います。

お料理好きなのでキッチンには少しこだわりました。
我が家のキッチンは、ホライゾンの無垢オークキャビネットでアイランドカウンター付き、それに食洗機(ハーマン)と無水両面グリル(ハーマン)と浄水器をつけたものです。

ホライゾンのキャビネットについてはまた後日。

ハーマンの食洗機、使い勝手はいいですよ。
慣れるまで2・3日は、食器をセットするのが逆に面倒?という気がしましたが、今は使いこなせてますし、便利です。
綺麗に洗えます。
お箸も抜けたりしません。
私は紅茶や緑茶がすきで以前手洗いしていた時は茶渋を漂白しなければならなかったのですが・・
食洗機ではついてしまった茶渋もきれいに落ちます!!
引っ越して半年、まだ漂白剤を使ったことはありません。
油っぽい料理も我が家はお肉と食べないようにしている魚介ベジを実践してるので油ものもペペロンチーノ系のパスタを作った時くらい。
食洗機でおちなかったものはありませんね〜・・卵や油を使ったフライパンは少し水につけておきますが。それでも念入りモードはあまり使いません。
取っ手がはずれるお鍋やフライパンが便利です。
手荒れもなくなったし、換気扇(レンジフード)のフィルターも食洗機でOKということでした。(キッチンを作っていただいた業者さんからのアドバイス)

4ー5人用は小さいと言われてますが、4人家族くらいなら十分です。
光熱費も以前住んでいたアパートよりもずっとお安いですね。
食洗機はつけてよかったと思います!




今月の図書ボランティア(よみきかせ)が猛烈な忙しい最中になってしまい・・正直きつかった。終わってお昼を食べるまもなく仕事へ。でもあえてやっている。
活動後の会合もあるんですが私は時間がとれません。

読んだのは「カロリーヌキャンプにいく」
知ってる方いますか?
子供の頃大好きでした。復刻されたのが出版されてます。
まぁなんですね、「動物のお友達」が沢山でてくるっていうあたりが私の性質をあらわしてますね・・
カロリーヌシリーズ大好きです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489238674X/qid=1123592194/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-9550577-8162702
焦げ茶のユピーちゃん(犬)が好き。

因みに一番好きな童話(というジャンルでいいのか)は
「雪の女王」です。
昔持っていた本の挿絵が素晴らしく、、
一寸前、復刻版が新書館さんから出てました。
こちらのデコパージュも綺麗ですが、私は昔の小学館の大判絵本書籍(赤い表紙に銀の箔押しがしてある綺麗な本です・今も古本屋にはあるかも)の絵のすばらしさには及ばない。

ヨーロッパでは文豪たちが自分の子供たちの為に書いた童話でいいものが沢山ありますね。オスカー・ワイルドが書いた話(タイトルでませんが、大男の庭と手に磔の釘痕ががある小さい男の子の話)も好きです。
日本の文豪はそういう話あまり書いてないね。龍之介、賢治くらいだけど、あれは子供向けに書いてるわけではないですしね。

ダンスマガジンのベルリン国立バレエ特集をABT公演中に買ってみてしまい、「指環」の写真をみたらあの踊りが脳内ぐるぐるになってしまい、急いで封印。。。

サイダコーワのブリュンヒルデの写真がなくて泣きそうです。
インタビューもなくて悲しい。
良かった、というか感動したのはデデュクのインタビュー。
シェパードのお嬢さんをかっていて、公演が終わって夜劇場からかえると公園へ散歩へ、朝も散歩へ・・・彼女は特別な存在だってナチュラルに答えててますますファンになったね。
いぬ派なので、すごくその気持ちが解るんです。

あとマラーホフ。
ローゲは踊り終わったあと、本当に死んでしまいそうになる、って笑いながら答えてるけど、これは本当だと思う。
壁が割れたあとのローゲの表情は忘れられない、終焉そのものだったから。あの公演のあとに、ファンとしてサインをもらいにいく気にはなれなかった・・・・・舞台から受けたものを言葉でうまく伝えられるのは不可能だったから・・・。

「贈り物」嬉しいけど、デデュクもパンツァフも来ないんだな。
アルテムはインタビューでトム・クルーズがすきですなんてふつう過ぎる事を言わないほうがいいと思う・・・。

ダンスマガジンのインタビューは毎回、何だかせっかくのインタビューなのに質問が表面を上滑りしてしまってて残念です。
ダンス界には渋谷陽一とか田中宗一郎みたいなインタビュアーや編集者はいないのだろうねえ〜〜・・・・。物足りない。

因みに密かに一番読み応えがあるのはM・クドーさんの連載。
舞踏論でも読み応え(情報量がある)あるのは鈴木晶さんくらい。他は所詮主観のみ。読むに耐えない。
視野の狭さ、閉じた感覚が気になってしまう。

夏期は仕事時間が長〜いです・・。家の中がカオス状態。
手抜き料理ばかりで野菜不足になってきましたので、お野菜と豆と海老のカレーを。


何を、と思われるかもしれませんが、今年の夏はまだクーラー使っておりません、自宅で。
なんだかね〜自宅は全館空調なのですが、高性能です。
ドライ設定で27度、くらいで家中がひんやりです。

空調効率いいとは思ってたけど、、、。
断熱構造ってすごい。
ちなみに真冬も暖房設定23度で家中ぽかぽかでした。
家の中にいてどこでも気温が一緒というのは凄いことだ。

毎年一年中、風邪をひきやすい体質でしたが少し健康になりました。

全館空調は実はキャンペーンでついてきて、うちはタダでつけてもらいましたが。単独でつけると200万円とからしいです。
高い、と思っても、各部屋に空調をつけたら高いですし、とってもお得だと思います。
エヴァソンさん(うちの北米輸入住宅メーカー)では2年に1回このキャンペーンをするみたいですよ。

公演以外で気になった点を。

*オケの出来云々、たしかに金管は普通音割れしないところで割れてたし、中音楽器(ホルンなど)は音が揃ってないし、酷いところは沢山ありました。
テンポに関しては、指揮者はABTの方が来てるので合わないのはリハ不足かなにかだと思います。指揮にオケが着いてこられなかった部分があるのかもしれません。でもテンポは指揮者が決めてることでしょうから・・・

*それよりも、バレエ公演では前奏曲を奏で始めてもずっと客席は私語や荷物をあさる音でほんとうにうるさい。
煩くて苛々してしまう。序曲の意味をまるでわかってないのでは、、というかそれ以前の問題。鑑賞マナーがレベルアップしないとオケのレベルUPを望むことは難しいかもしれない、心外な。

公演以外の事で神経に障ることが結構ありました。
こういうのって凄く疲れますね・・・。
オケのコンサートやオペラではそんな不愉快な気持ちになることは絶対にないんですけども。

*コレーラの終演後のサイン会3回とも結局行ったんですが・・・
回を重ねるごとに人数がふくれあがり、係の方が「サインは1カ所で写真撮影はご遠慮下さい」と呼びかけてるにも関わらず、写真をとったりとりあったりしてる人が沢山いました。
コレーラに写真を直に頼んでコレーラが断る筈ない(人柄的に)んですよ・・。わざわざ注意してるのに守る気もない人が多くてなんだかな、と思いましたね。自分さえよければどうでもいいんですかね・・。あの公演の後に好意でサービスしてると思うと、複雑な気持ちになりますよ・・

というか普通は許可なく撮影したら肖像権侵害といわれてもおかしくないはず。実際、出まちしてて写真とった場合ミュージシャン・アーティスト等ならばスタッフにカメラ没収されたり普通だと思うんですが。。
モラルが低くルールが緩すぎると、気分悪いことが増えてしまい残念。