1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

思想史と美術史、および時事については社会学観点より。舞台芸術、アニマルライツ、ジョージアン様式建築の輸入住宅インテリア、バラ園芸について執筆中。駐日英国大使館公認ブログ(2008-9).駐日英国大使館広報blog(2010〜) 日英交流150年アーカイブ(国立国会図書館)にて記事閲覧できます。http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/284894/www.ukjapan2008.jp/blog/read/ ご連絡はメールフォーム,TwitterのDMから. 表示エラーの場合⇒ http://blog.livedoor.jp/unica/ 

マチュー・ガニオと東京バレエの「ラ・シルフィード」を観にいきました。
前日にチケットを予約したので4階Lサイドからですが思っていたよりもよく見えました。
「ドンキホーテ」でエトワールに昇進したガニオらしいのですが、シルフィードの踊りではその素晴らしさは十二分に堪能できた、とは言い切れません。
しかしオペラグラス越しに見て、舞台に立ったその姿がもう異世界でした。
パリオペラ座の洗練したスタイルがマチューからは感じられます。サラブレッドのような細く端正な存在感。まわりが東京バレエだから余計です。
ふとした手先や腕の表情に気を配っている様子が見えました。優雅だけれども張り詰めている。それがもっと身体の内部から湧きあがるような動きになっていくのでしょう。その予感がありました。

ところでそんなマチューと並んで違和感を感じさせなかったのはエフィー役の井脇さんです。この方はオペラ座のダンサー?としばらく思ってしまうほど。顔だちもかわいらしいパリのお嬢さんのようで。何度も確認してしまうほど雰囲気があってました。シルフィードは2幕なので彼女のおどりが少ないのが残念!(本当に)

私が行った回は斉藤さんでしたが・・・すみません、私には彼女が今回の適役だったとは思えません。もっと若手で妖精シルフの雰囲気に合う方がいるのではないでしょうか。せっかくのパ・ド・ドゥも斉藤さんでは力不足だったと思うのですが、会場は拍手とブラボーの嵐。バレエを見ている!と思える踊りとは感じられませんでした。今一番ふさわしいベストのキャスティングをすること、それは芸術全般を開かれたものとして向上させていくのに必要なこと。
どうかよい作品のためにそうしていただきたいものです。
東京バレエ単独の公演にこれからも行きたい!とは思えません。
バレエや優れたダンスがもっている歓びがまるで感じられないのです。。。

東京バレエは初めてだったのですが、男性ダンサーの踊りは良かったです。
音のとり方もうまくて。踊りそのものを見る楽しさを味わえましたが・・・女性のコールドは舞台の上を移動する足音が大きく動きもゆったりというか遅くて・・音楽から1テンポ以上遅れているように感じました。
せっかく東京フィルが演奏してるのに、音楽と一体化したバレエを見たときに味わう楽しさがなさすぎます。老婆役の方の踊りはとても良かったです。

とにかく、、シルフィード役の斉藤さんでは残念ながらマチュー・ガニオの踊りとは合っておらずどうしても納得いかないのです。吉岡美香さんの回は見られないのが残念。次は同等のパートナーとの来日か、オペラ座のダンサーとの作品を、と思います。

マラーホフのベルリン国立「バヤデール」と「ニーベルングの指輪」はNBSで電話予約をしました。事前に座席は選べません。一体どうなるのでしょう。
ニーベルングに姫をつれていくわけにはいかないのですが、2週連続両親に頼めないのでバヤデールは短券をe+のプレオーダーでとることにしました。
まぁ休憩中に、私と夫で席を入れ替わりみることにいたしましょう。。。

夫はオペラファンでNBSの会員になったのですが、去年まではバレエに興味がなく(・・・)恩恵が無かったのですが、今年は凄いです。夫も「海賊」「ドンキホーテ」(バリシニコフの)をみるうちに猛烈にはまってきました。。。
信じられません。そして「アメリカン・バレエ・シアター・ナウ」のレマンソやコレーラのドンキを見るうちに更にはまってきたようです。

ところで、オペラや小説、音楽など広く浅い趣味の私ですがバレエの魅力は言語を介さない表現のすばらしさ、率直さなのではと。素晴らしいバレエに言葉はいりません。レマンソ、というよりマラーホフの踊りをみていると言葉がないのに、考えてしまいます。それにバリシニコフの演技は無言など微塵も感じません。。。凄いことだ。

そして明日は急遽、マチュー・ガニオの「ラ・シルフィード」を観にいくことになりました。久々の東京文化です。近いです。ピットがあるホールって貴重です。

JAPANARTからはアナニアシヴァリさんの活動休止と変更について郵送のおしらせがきました。ところで演目名に「ドンキホーテ」の文字がありません・・・かわりに「3」と書いてるだけ。まさか「3」でドンキホーテ、とは読まないよね???---おそろしく混乱・急いでいたのがよくわかります。
兎にも角にもプロ興行者・良心的対応にこんどは満足です。
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アメリカンバレエシアターの3公演券、ジャパンアーツで奮発して予約したんですが・・

ニーナ・アナニアシヴァリが変更・・予約始まってから更新してる遅さですよ・・。ホセ・カレーニョが踊ると思って予約したんですが、パートナーかわるとこれでもかとばかりに変更されてて挙句の果ては調整中・・・。
もうすこし早い更新をお願いします。会員の方はもっと呆れてるのでは?

代役の方はプリンシパルではなくて、ソリストの方。今年のパフォーマンスをみてもライモンダは踊ってないみたいでちょっと心配ですが・・
こんなことならマーフィとコレーラの回を素直に予約するのでした。
まだ2月だし今後も色々変更あるんでしょうが、チケット取った直後に変更というのが納得いかないんです。
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朝刊を見ていてびっくり。アメリカンバレエシアターの来日、プレオーダーが。思っていたよりも早い!
演目はガラ、ドンキホーテ、ライモンダ。充実しすぎてます。
これが白鳥とドンキホーテなら迷わずドンキホーテなんですが。。。
しかも3演目セット券なるものがあるので、普通に単品でとっても席が悪くなるのは見えています--ドンキホーテははずせない、ガラは「海賊」がある、ライモンダは去年の姫のスタジオで踊っていたのを見てるし何より踊り手が揃わないとやらない演目、今のABTならではな演目です。

----3公演セットのS券、5万5000円ですよ〜〜〜。
でもニューヨークまで行けない事を考えると・・
そしてジュリー・ケントやアンヘル・コレーラ、ホセ・カレーニョやパロマ・ヘレーラが次の来日に来てくれるかわかりません。
今回も3年ぶりの来日だし・・・・(沈黙)
観たい。観たすぎます。公演日でも迷いっぱなしです。
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やっぱりギャップを感じる・・期待感を持ってみにいった映画「ファントム・オブ・オペラ」ですが。絶賛の感想ばかり見るのであえて書きます。

ミュージカルの醍醐味はやはり歌とダンスの共存なのでは、と思うことしきり。ストーリーも直線的で−−先が見えてしまう。そしてその先に何かあるわけではなく。役者は吹き替えなしで、というのがポリシーだったようですがそのためか歌唱力も演技も見た目(映画だし・・)もインパクトの無い配役でした。ラウルは良かったと思うけど。何より「カルロッテを凌駕するクリスティーヌの歌」なんだか全然納得行かない気持ちでいっぱいです。カルロッテのほうが良いよ!(キャラも立ってるし)
ミュージカルでも設定が「オペラ座」(しかも天下のパリ・オペラ座」なんですから、イージーに聞ける歌と軽ろやかに歌う歌はまったく別ものです。

よくオペラ座から苦情が来ないなぁーと思いますが・・・。
いや見ている側は「これはパリ・オペラ座だな」と思っていいんですが作品中にそれを固有名詞で出すのってどうなんでしょう。例えば「死霊」の川は隅田川だと読者が思うような設定でいいのでは、と思いますが。

作品に没頭できたのは前半。オペラ座の舞台裏の混沌とした豪奢な猥雑さ、あの何か生まれ様としている熱気は映像として美しくて怪しくて大好きでした。
ファントムの地下へ降りていくまでは楽しかったのですが・・・。

全体として思わせぶりな予告と広告だったので期待が高かったためかがっかりというか、見終えた今じゃレンタルで十分だった。
ーーー「キャッツ」のエンターティメント性が大好きなだけにがっかり。いや本当、エリオットの詩とウェーバーの曲、そしてリンの振り付け、あれは素晴らしいです。

歌だけの舞台だったらオペラの方が好き。
ダンスだけだったら当然バレエが好き。
比較の問題じゃないんでしょう〜が比較したくもなります・・・
しかしその両方を兼ね備えた役者が揃うミュージカルは素晴らしいと思うのです。完全版のキャッツのように!
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