1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

思想史と美術史、および時事については社会学観点より。舞台芸術、アニマルライツ、ジョージアン様式建築の輸入住宅インテリア、バラ園芸について執筆中。駐日英国大使館公認ブログ(2008-9).駐日英国大使館広報blog(2010〜) 日英交流150年アーカイブ(国立国会図書館)にて記事閲覧できます。http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/284894/www.ukjapan2008.jp/blog/read/ ご連絡はメールフォーム,TwitterのDMから. 表示エラーの場合⇒ http://blog.livedoor.jp/unica/ 

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ホテルモントレ銀座レストラン・エスカーレにて、2017年新年会を行いました。今回の幹事は私です。
エスカーレは京都のホテルモントレで夕食を頂いて、美味しかったのでこちらを会場にしました。ちょっと落ち着いて食事会ができるかなと思いまして。
埼玉、東京、神奈川からアクセスしやすさも考えまして...
(ホテルモントレ銀座)https://www.hotelmonterey.co.jp/ginza/restaurant/

前菜、スープ、前菜2、魚料理、肉料理、パン、デザート、紅茶またはコーヒーのコース。
前菜はエビ、ムースなど。美味しかったですし、器もきれいでした。
ドリンクはフリーフローで、ビールやスコッチ(のハイボール/ホワイトホース)もオーダーできます。スパークリングワインのカクテルも。



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乾杯用にスパークリングワイン。


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自家製鴨のスモーク、マスタードのソースも美味しかったです。赤ワインが進む。


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スープがあり、その後、アトランティックサーモン。こちらは中が半生に仕上げてあり、美味しかったです。
サーモンなので白ワインと迷います。味がしっかりしているので赤でもまけません。


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メインとデザート。


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2時間の会ですが、UK関連の話やイベントの話、blog運営や近況などなど、話題はつきません。このところ年2回くらい集まっておりました。秋から12月までに早い忘年会(クリスマス会)で集まろうかということだったのですが、年内はいろいろ皆さまも忙しく、2月実施になりました。 

小菅純さん  : 葉山アゲハ亭
びんごがーる  :まきこさん

Jubileeさん  @Jubilee_line

高嶺

高木敦雄さん


日程のご都合や開催がどうしても都内になるため、代官山だよりさん、工学研究者のTさまほか3、4名のかたが今回は欠席となりましたが、みなさまありがとうございます。


次回はおそらくスコットランド関係になる...のではないでしょうか。楽しみにしております。



バーンズナイトの話題からこの話に。

https://www.visitbritain.com/jp/ja/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88

英国観光庁のバーンズナイトのページから詩を引用してみましょう。

--"1月25日のバーンズ・ナイトを祝うことをお忘れなく!2017年はスコットランドの歴史・遺産・考古学の年であり、有名なスコットランドの詩人ロバート・バーンズに因んだ伝統や習慣のいくつかを発見する好いチャンスです。"

バーンズの詩を引用しましょう!

‘There is no such uncertainty as a sure thing.’ 「 絶対大丈夫なんて絶対当てにならない」

‘The best laid schemes o' Mice an' Men,Gang aft agley.’

 「 人が考えに考えた計画もたいていは失敗に終わる」

 

‘But to see her was to love her,

Love but her, and love forever.’ 「 でも彼女を見たら愛さずにはいられなかった。彼女だけを永遠に。」

 

その他のレシピのインスピレーションや乾杯を完璧にする方法、そしてバーンズ自身についてのさらに詳しい情報は、VisitScotland の便利なバーンズ・ナイト・ガイド(Burn's Night Guide (link is external)をチェックしてください

  • ロバート・バーンズは1759年1月25日にエアシャー(Ayrshire)のアロウェイ(Aloway)で生まれました。
     
  • 37歳で亡くなるという短い人生でしたが、彼は非常に多くの詩や歌を残し、それらは200年以上にわたり、愛され、楽しまれ、声高く読まれました。
     
  • バーンズは15歳の時に初めて詩を書きました。

私生活ではバーンズは、女性のために何百行もの詩を書き、12人の子の父親になり、内9人は正妻ジーン・アーマー(Jean Armour)との間に生まれました。

  • 有名になってもバーンズは決して自分の貧しい生い立ちを忘れませんでした。生涯にわたり農業を愛し、さらに貧しい階級に影響する問題をしばしば作品で取り上げ、特により良い社会的平等性を強調しました。


 

  • 初のバーンズ晩餐会は、1801年7月に、バーンズの9人の親友達が友人の他界5周年目を追善するために集まった時にもたれました。それはアロウェイのバーンズのコテージで催され、美味しい食事(もちろんハギスです!)とともにバーンズの作品と、(今では「 不朽の人」と呼ばれる)この偉大な吟遊詩人を称えるスピーチのパフォーマンスなどが楽しまれました。
     
  • その夜は大成功であったため、再度開催することに決め(今度はラビー・バーンズの誕生日を祝って)、それが今も楽しまれている伝統の始まりとなりました。

 

This blog post was adapted from a press release by VisitScotland

2017年はスコットランドの歴史、遺産、考古学を祝う一年になります。数千年も昔に遡るその最古の定住遺跡から、中世の戦乱、スコットランド啓蒙と産業革命までのすべてを知ることができるでしょう。

おすすめの場所:グラズゴーを訪れれば、才能溢れるデザイナーであり建築家であるチャールズ・レニー・マッキントッシュによるアール・ヌーヴォー建築をはじめ、さまざまな建築様式を見ることができます。

スペイサイドのモルト・ウィスキー・トレイル では、人気の高いスコットランドのシングルモルトウィスキーの歴史を紐解くことができます。

首都エジンバラを散策すると、UNESCO世界遺産であるその旧市街・新市街のあらゆる場所で歴史に触れることができます。

http://www.visitbritain.com/ja/JP/ 詳しくはこちらで...


2017年はスコットランドの歴史、遺産、考古学を祝う一年なのですね。
次回集まれることを楽しみに...!!

https://cookpad.com/kitchen/7597382
英国大使館のキッチン:公式クックパッド


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シングルモルトとブレンデッド、味をいろいろ比べるのがよいですね。

バカルディジャパン


ロバート・バーンズ
大学書林
1958-08

大学書林ならば原文と翻訳が見開きで読めるのでいいですね。


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草月 いけばな 第8応用 青もじ、チューリップ、きふじ  盛花と盛花

花型法の応用です。二つの花器をつかいますがあくまでひとつの作品にまとめます。












チューリップ、球根も春を告げる花。

バラクライングリッシュガーデンには冬と春の間に球根の花をたくさんみられますが、あのときの、外は冬なのに自然は刻刻と春への力を蓄え控えめに、しかし確たるものとして開花する様を思い出しながら、、いけてみました。
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本文とあまり関係がありませんが、IMAXを観に云ったときの、実写版「美女と野獣」シアター設置オブシェ。

まだ銀英伝を観てますが、ちょっと最近思っていることを...英語音声学はあまり勉強できてないので、これをやっていればもっといいのかなとおもうのですが 、あくまでも雑感。

きっかけは、「ラインハルトの声(堀川りょう/私のときは堀川亮さん)とか話し方(発声)って他にあまり聞かない気がする」という娘の談から。(いうまでもなく中高生というものは小学生からリスニングテストにあけくれているし、FOXなどでは字幕版で観ていますし。とにかくリスニング歴が長い。)私も気がつけばトリニティ〜という目下の目標もあったので小2からずっとリスニングはかかせないでいます。ええもうそれは、英語はもちろん、フランス、イタリア語もですけれども。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm114525

それで??そうかな、と思って意識して聞いてみました。

するとあることに気が付きました。

1. R発音が小さいウをいれる発音である rain reed rabit などのようにすべて小さいウが入ります

更に特徴的といえる若本ボイスに関しては

1.Babibubebo(ば行)がVa(ヴァ】発音である。さらに、言うと娘いわく、VaのAが長母音で強い
 〜ならば・〜すれば であれば「ならVa〜(ヴァア)となります。
若本さんは更に母音が強い。語尾の母音が強い。
伸ばさない発語ならば、小杉十郎太さんもそうです。良い発語といわれている方は多かれ少なかれそれがあります。B音ではないんですね。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm19151827

Shikasi(しかし)といえばミッターマイヤー(ですが(森さん)これもShiにcが入っている。

他に汎用的な例でいうと

「〜なのだ」nanoda aで終わるときにはh(アッシュの喉にかからない音を残す。a母音で区切る余韻にh(アッシュ)を残して余韻にしいてる

これはOが母音の時も、本来規則上残っているh(アッシュ)を少し発語する形になっています。
おまえ だったらお(o)の前にhアッシュがかかる。英語だったらホテルですがhを発語しない言語も多々あります。その発語しないhを母音に混ぜるような

何が言いたいかというと、極めて音楽的なのです。音声的といいますか。
叙事詩ですな。

これらは別に重箱の隅をつつきたいわけではなくむしろ逆で、日本語(現代語)を音楽的に話すときにはこうした工夫がされているのかもと思ったのでした。
ワ(W)でも小さいウは入ります。
これらは実はWhatをなぜかながらく(ホワット)とありもしないhを混ぜていたころよりはずっと本来的です。

常々、日本語の音声化→ローマ字→英語 は音声的なハードルが高い。
さらっと終えると気になりませけれども。
私はトリニティカレッジテスト対策小学生のころからこうした音声は学校教育を受けるまえに身に着けていたのですが・・・・(そして中高の英語教師の先生が、獨協の英語学科の先生だったことも幸いだった)。※堀川さんは獨協大の外語英語科出身)
私は小2から中2まで英国英語を教会のカルチャースクールで週1で学び、その後は大学での徹底した文法(実は苦手;)と読解(あたりまえだが両者ともスピーキングは含む。自己紹介も英語だし、質問も英語が基本)によっているのですが、音声的にはそれほどだめだしを貰ったことはないのです。

今娘がTOEICを受けていて、(本当かしらないけどアナウンスが堀内賢雄さんとか?)ついついなぜ聞き取りやすい銀英のキャストたちの日本語とテレビ一般での音声の悪さについて考えていて話題になったこと。

印度ヨーロッパ語族的な音声学を日本語に取り入れてて美しい日本語として発語しているからかもしれません。



va, h などのほかにはY(イグレック)の発音があります。Yo(では"よ")ですが、イグレック読みの小さい「い」が認められる、と思っていたり。ヤン・ウェンリーの発語は、Yにかならずイグレック読みが入ってます。


どうでしょうか。英語音声学は途中リタイアしたけれどもテキストは持っているから少し勉強しなおそうかな・・・・







    
    
漢字検定準2級は最低限の漢字知識だと思いますが、中2までにこのくらいの小説は読んでおいて損はないかと。でもまあ・・・・我々の時は親からは「それがどうした」とあしらわれたものですが、活字の読解力はやはり中2までに、論説は中3で小論を書く練習はしたほうがいいと思うのです。これは文理関係ないです。
    
    
    
    
    
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ロンネフェルトの紅茶を注文。朝晩の寒さと風の強さが....
ここ最近の関東の感想と強風はもはや冬眠レベルです。。


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レモンスカイ、ルイボスヴァニラともに飲んでしまったので、お試しパックと再度ノンカフェインティを。
ノンカフェインとカフェイン含む(ただしお茶はリラックス成分と結合する)お茶がバラエティパックになっています。





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ラスコー展の前に、ア・ラ・カンパーニュでランチ+お茶+タルト(フランボワーズとチョコレートのタルト・限定)を.
25周年記念のタルトはショコラとフランポワーズなのでコーヒーと紅茶どちらも合います。
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ア・ラ・カンパーニュがあるのは北千住駅です。都内だと池袋、目黒などありますが、北千住店は広々している。





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科博入口.

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シャセリオー展にむけて、展示替え中と思われる西洋美術館。(西美)

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東京文化会館。大ホール内の客席の様子が外窓に飾られていました。
もっとも行っているホールです。


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金柑蜂蜜酒つくりました +ペリエ

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「ヴェゼール渓谷のモンティニャック村から二キロの距離にあるラスコー洞窟は、壁画を持つ戦史時代洞窟のうち、もっとも美しく、またもっとも豊かな洞窟であるが、ことはそれだけに止まらない。それは人間と芸術に関する、始原期から私たちのもとにまで達したはじめての有形の微でもあるのだ。旧石器時代後期よりも以前にさかのぼると、正確には人間について語れるとはいえなくなってくる。あちこちの洞窟に、ある点では人間に似た生き物が住みついていた。この生きものはともあれ労働をしたし、先史学にいうところの生業(アンドゥストリー)を、石を切るための仕事場を持っていた。だが、この生き物は決して「芸術作品」を作らなかった。芸術など知らなかったわけだろうが、それにしても、一度たりとも芸術制作の欲望を持たなかったのである。こうした事情を考えあわせると、先史学が旧石器時代後期と名付ける時代の、初期ではないにしても前半期のものと推定されるラスコー洞窟は、完成された人類というものの始原に位置することになる。(中略)」

ラスコー展に行ってきました、開催が決まってから始まったらすぐに行こうと思っていた展示でしたが、ようやく行ってこられました。<ラスコーの壁画>については、G.バタイユ成熟期の「ラスコーの壁画(原題:先史時代絵画、ラスコーあるいは芸術の生誕/ スイスのスキラ書店が出した「絵画の大世紀」というシリーズの第1巻で、1955年の春に刊行された(あとがきから)もので、このシリーズは以下エジプト、ギリシア、エトルリア、ローマ、ビザンティンという風に編まれている。このことは先史絵画技法とともに展示の中にも紹介されていた。アルベール・スキラの刊行の辞によると、この企画にラスコーの壁画をいれるように説いたのはバタイユ自身だということだ。(バタイユは1962年に死去)

少し自分の事を描いておくと、この書籍を読んだのはおそらく1995年くらいではないだろうか。高校生の時で、自分の小遣いを貯めて買った記憶があるのだが、このあたりが私が哲学で扱いたかったテーマなのだと思う。始原をめぐっては、斎藤慶典先生のフッサールについての著書で授業を受けたときに発表したのだが、授業の最期にこの書籍の事を思い出し、質問したことがあった。それからしばらく、ギリシア以降からルネサンス期ーフランス古典主義、新古典主義までを学んでいた間は、ラスコーの事はあまり考えてはいなかった。フィレンツェに行った時に、ルネサンスのテーマとは別に、三輪先生の「エトルリアの芸術」について読んでいたので、考古博物館にいき、エトルリアの彫像遺跡を観ていたときに思い出した。現在のことを考えると近代初期について考え、それ以前の古典期、諸元的な始原について考えるというサイクルになっているようである。
そんな状態なので、ラスコー展は行かねば、と思っていた展示だった。この記事もだが、クロマニョン人や人類学的なことはあまり触れない。ラスコー壁画にどのようなアプローチをとっているのかはわからないが、今回の展示は、世界巡回展でラスコー洞窟をほぼ再現した空間が現わされているということだ。
実際に足を運んでみて、再現された空間を知ることはできた。また新しく知ったこともあるのだが、第一展示室にあった模型は洞窟の再現空間の後にあったほうがよりわかるように思う。ここに解説が主にあるのだが、とにかく混雑してしまっており、展示方法自体がやや研究発表(高校文化祭の)を掲示したような状態なので資料は近づかなければ読めないし、なかなか行き来が難しい。会場を過ぎると元の部屋には戻れないので、これから行く方は混んでいても展示については先に見ておかねばならない。最近の美術館の展示方法はもっと洗練されているので、展示ケースや照明、動線などはもうすこし探究されるべきだろうと思ったのだ。

私は先に書いたようにこの洞窟については何度か書籍を読んでいるので必要な展示だけをとにかく優先して観てきた。この本も発売元の二見書房はもうないので、図書館か古本で探すしかないだろう。
かろうじて先史美術のカテゴリーとして展示で扱われているのだが、人文系と理科学系の知識領域の乖離を観てしまったようにも感じた。もしも、ラスコー展企画がそうしたものに通じていたならば、あのような某映画ポスターを思わせるような広告やポスターは創らなかっただろうと思われた...そうであれば、ギリシア・ローマ以前や以降をテーマにするもう少し幅の広いアプローチが可能であろうだろう。・・・・
要するに、巡回展に出されている部分、フランス起源の展示物はよいのだが、おそらく展示方法や見やすさ、解りやすさ、表示などがフランス側で固定されていないものに関しては、もう少しやり方を工夫することが必要に思われたのだった。
圧巻は、洞窟内を再現した空間。
だいたい、書籍にある写真には人が入った写真があるので想定できていたのでその通りであって、左右の壁に洞窟を再現し浮かび上がるレプリカの壁画のある空間は追体験できるものだと思う。
だが、おそらくは本を読まずにこの空間に行ってみて追体験するのと、本を読むだけで得られる情報とに大きな隔たりはないと思う。むしろ、前後いずれかでこの洞窟のもつ意味を少し時間をかけて読んだほうがいいとそれ以前に増して思った。

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今回の展示では、氷河期の動物の骨格標本があり、それが大変新鮮だった。私は今まで、ラスコーに描かれた牛をはじめとする動物たちを現代的な感覚で捉えていたのだった。短く言うならばヘラジカの大きさが通常の3倍くらいあり、ほとんど「もののけ姫」に出てくる動物の神々たちのような大きさなのだ。ラスコー洞窟で壁画を描いたラスコー人たちの経験は、我々が今感じる体験とは違うものから生み出されているのかもしれない。
なんのために描かれたのか、これはこの壁画を扱うときの大きなものなのだが、こうした周辺の情報が科学的に解析されることと、始原とイマージュをめぐることが良いバランスで解釈されるときに少しずつ真実に近づくだろうということを感じた。


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「・・・いずれにしても、私たちは、直径の先祖たちが遺してくれた財産に大したものを付け加えてはいない。自分たちのほうが先祖より偉大だと考えてみえも、そこに正当な根拠などありはしない。「ラスコー人」は、精神と精神との交感が始まるあの芸術の世界を無から創りだしたのである。」(P.18)

バタイユの生きた時代であれば問いはこれだけで済むかもしれない。実際のところ、当初十代のころにこの書籍を読んだ時に、「原初あるいはアルケーとは」と思ったものだ。今でもそれは思う、我々は、模倣以外の芸術作品に触れることは難しい。はじめにこの方法、つまり「消え去るもの、物理的に永久には存在しえないもの、有限なもの、時間、質量・・・・」といったことを考えたときにそれらは廻り始める。
文学(ここでは文字通り、言葉(ロゴス)を非物質の次元に留め、解読可能な言語共有をするもの」であり「相互解釈」とデータおよび実質的な(その時に可能なレベルの科学で)分析する理化学という関係が成り立つ(だろう)。わざわざ言いたくはないが、この二つ(にみえる)分野の隔たりはそれほど遠くはないし、共存するべきなのだ。・・・そうあった人たちが常に発見をしてきた。

少し話をもどそう。
ラスコーの壁画を発見したのは、子どもたちである。これは今回の展示でも取り扱われていたのだが、もう少し付言すると、彼らは最初に小学校の教師にこのことを報告した。そして、その報告を受けた教師によって、研究は発見という事実に比較的早く対応できたのだった。
そして同時に思ったのは、果たしてこうした子どもたちの発見に対して適度なふるまいなり行動とその根拠になる学識を持った教育があるのかどうか。・・・・
学識と成長過程の子どもたちを繋ぐ糸は細くなってはいないか。・・・
改めて読み直している時にそのことは考えていた。



ラスコーの壁画 (ジョルジュ・バタイユ著作集)
ジョルジュ・バタイユ
二見書房
1975-01-10


La peinture prehistorique Lascaux ou la naissance de l'art 1955
Georges Bataille
Edition D'Art Albert Skira, Suisse








訳者の出口氏が参照資料にあげていた新書.

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